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  2003/10/30

今朝、ネットで調べごとをしていて、衝撃の事実が発覚。
それは、「サイトウユキオ」。

私たちが転居してきた翌年、名古屋市議会選に出馬した、若き一匹狼。
26才の若さで、「ゼロエンダッシュ」なる運動を有志で行い、
街頭演説、ビラ配り、すべてを自らの足で行ってきたその若者は、その活動の方法と、
目標である「地域に密着した、ふるさとを大切にした政治」に重きを置いて、
一切政党に頼らず政治に参加してみせる!意欲満々でした。
残念ながら、この選挙では落選。
また4年後、頑張ります!の声とともに、再起をかけた青年でありましたが、その後、再び落選。
それがなんと今年、県会議員選に!
オットとふたり、「えーっ!サイトウユキオ、地域に密着じゃなかったーん」と、
応援していただけに、ちょっと落胆…。
最寄りスーパーの前の民家を拠点に、選挙活動を行っていたのだけど、またまた落選。
やっぱり、最初の売りこみとちょっと、ずれてるもん…。なんで県会議員なの?
「サイトウユキオ、がんばってないなあ〜」。我が家の3才児にまで言われる始末…。
「政党に属さない活動に、限界を感じました…今後、サイトウはある方向性を見出し…云々」の
本人コメントから、我々はこの数ヶ月を(忘れながらも)息を呑んで見守ってきたのです。

そしたらなんと!!自民党に入党、そして公募に通って衆議院議員選に出馬〜???!!!
しかも、区が違うや〜ん。
オットとふたり、「う〜ん…」とうなりました。「かなり、最初の売りと、ずれてるよなあ…。」
しかしサイトウ30才、確かに、とりあえず政治の世界に入らなければ、地域を変えることもできんよなあ。しかも、3才児に「がんばってないなあ」と言われるようでは…。
なんだかんだ、腑に落ちないことを話し合いながらも、「でもやっぱり、サイトウユキオに入れてしまうんやろうなあ…」という意見に落ち着きました。で、はたと気付く。
区が、違うんだって〜。
新婚の頃、洗濯物を取り入れていたら、庭先からいきなり挨拶してきたあの青年。坊ちゃんふたりを見ていて、この年数を彼は頑張ってきたのねと思えば、応援できる気も…するか。
ホント、政治のことにはあまり関心のない、仙人みたいな私だけど、
サイトウユキオの動向だけは、ちょっと気になるのです。


載せるのが遅くなったけど、たずみさんちのみどちゃんがくれた秋たんぽぽ、その3。
今日はふたつとってきてくれたよ。




  2003/10/29

昨日、公園のそばを通った時に、真っ赤な葉っぱが落ちているのをを見つけました。
鮮やかな紅。見わたすと、通りの反対側の小さな林の中の一本が、
真っ赤に紅葉しているのでした。全然、気付かなかった。
強い風にざわざわと葉をそよがせ、時折差す日に美しく透ける葉。
赤いじゅうたんも、もうすぐ。
秋の午後の日差しは、とてもやわらかい金色をしています。




  2003/10/27

いろいろ用事がかさなってきたので、意を決して?小さい坊を連れて、名古屋駅へ。
最寄り駅の駐輪場に自転車をとめて、えっちらおっちら地下鉄に乗る。
うるさい坊も、ひとりならなんとかなるかと思ったけど…なんとかならない!!
お祝いの品を選んでいる間、割れモノコーナーでぐずぐず転がる坊ちゃん。こわすぎです。
まあ、抱っこで歩くことは覚悟で行ったのだけど、両方の二の腕が笑ってます。
極めつけ、フローリングワックス1kgを購入。
12,5kgの坊ちゃんを片手で抱いて、増えた荷物を片手でうりゃあ!と持って、
駅の地下って、遠いんだよね…とほほ。しかも、階段…。
用事の半分を残して、時間切れでした…。
大きい坊のお迎えまでに、帰らないといけないんだもん。


たずみさんちのみどちゃんがくれた秋たんぽぽ、その2。お釈迦さんの手みたいですか?…



  2003/10/26

今日は新しい家の、施主検査の日。
建物の手直しが完成し、施主であるオットが、全体を確認する日なのであります。
ネットで検査表などチェックしていったけど、なんか、結構アバウトに…。
隅から隅まで見たところで、やっぱり実際に住んでみないと確認できないこともあるだろうなーと
いうのが実感でした。
とはいえ、こちらの質問に、何でも答えてくれる現場担当のお兄さんはすごい!と感心しましたが。
24時間換気システムの換気扇がついたため、各部屋の外から見える、換気口のフードが
不格好だと、オットが以前に申し立てていて、「外壁と同じ色に塗れませんかね?」と
そのお兄さんにきいていたのですが、いつの間にやら、ちゃんと塗られていたのにも感心。
オット「これ、Sさんが塗ってくれたんですか?」
お兄さん「(笑いながら)いや…僕が塗ったら、ムラムラになります…。」
そりゃそうだわね。大笑いでした。



  2003/10/25

大喜びした翌日に、たまたま来訪した母にあきれられる。
なんのことって?昨日のラグラスのことです。
「こんな、こんなびっしり蒔いて、どうするん〜???こんなことしてたら、それこそ雑草みたいに
生えてくるで〜。いくつか芽をまとめて、違う鉢に移植しとき!」
わはは…。
私のやることなんて、やっぱりこの程度…。



  2003/10/24

まぶしいほどの快晴の中、幼稚園バスに坊ちゃんを送っていった帰り、
庭でお日さまよりまぶしいものを発見!


日記によると(…日記って便利。)15日にまいた、ラグラスの種が一斉に発芽していたんです!
焼き杉のプランターに、これでもかというほどミニチューリップとムスカリの球根を植えこみ、
それらが開花するまではパンジーとビオラでもと、その上に3株を植え、さらにその周囲に、
6月に母がホームセンターで拝借してきた(!!)ラグラスの穂2つをばらして蒔いたのです。
出るかなー、出ないかなーと楽しみにしていたけど、昨日までは確かに何もなかった。
芽吹く力は、すごいです。感激して、小さい坊相手に大はしゃぎました。
さらにパンジーの葉をかきわけてびっくり〜!!
ミニチューリップかムスカリか…球根の芽もまた、3つも顔をのぞかせていたのです。
小躍りしそうな気持ちでした。
そんなわけで(?)、今日はパソコンを開けないで、気持ちよく水場の掃除をしたり、
お友達のところにいって遊んだりしていたのでした。




  2003/10/23

誕生日にオットが買ってきてくれた、「こころ」のサントラアルバムをくりかえし聴いている。
あたたかな弦の音に、心を揺すぶられる。
具合の悪いサインが自分の行動に出始め、その焦りとめくるめく胸の痛みにざわざわする日々。
何も思わずにしたことが裏目に出たり誤解されたり変な方向にこじれていったり。
こういう時はじっとしているしかない。じっとしているのがいちばんいい。
痛みが和らぐのを待ちながら。

朝、一通の書籍小包が届く。
「著者献本」と記されたその一冊の本にぎゅうと胸をつかまれ、涙せずにはいられなかった。
ひとりのひとが生きる姿とは、そしてそばで関わるひとたちのこころとは、
なんと尊く、かなしく、いとおしいものか。
先生、底のないその思いの深さと姿勢に、私はまた打たれました。
先生の姿は、心は、もう目標や憧れなどをとっくに越えています。



  2003/10/20

来客のどたばたで、すっかり忘れていた誕生日。
もうめでたいというトシではなくなったけど、絶対に倒れられないトシと現状ではあります。
健康でいなければならないことをかみしめつつ、
また一年、頑張っていきまっしょい。


たずみさんちのみどちゃんがくれた秋たんぽぽ。大きくてりっぱで、ふわふわりん。



  2003/10/18

友達一家が訪れた週末の夜。
懐かしい、思い出話に花が咲く。
もう10年以上も前のことを、「あの時、こうした」だの、「あの時誰と会った」だの、
思いつくかぎりしゃべりつづける。
事実が記憶の中で曖昧になってくると、私が当時の手帳を出してくる。
「なんで、そんな昔のもの、すっと出てくるの?!」大ウケ。
ハイ、こないだ坊ちゃんが汚してくれたので、片付けたとこなんです…。
そしたらなんと、オットが何食わぬ顔で、いつも持ち歩いているカバンから、
当時の自分の手帳を出してきた。これこそ、大ウケ。
「なんで、そんな、肌身離さず持ち歩いてるのん?!」
しかも、そのカバンからは他に、阪神優勝の新聞とか、毎日の仕事の記録ノートとか、
ありとあらゆるモノが出てきて…。バカウケ。
パパのポケットはジャングルだ〜♪…替え歌は冗談じゃなかったらしい。
うんうん、確かにあなたの持ちモノはみんな、ジャングルポケットかもね…。



  2003/10/17

いろんな人に会って、いろんなことがあって。
その度、人ってそれぞれだなあと思う。
そう思う中で、小さく傷ついてみたり、落ちこんでみたり。
腹を立ててみたり、喜んでみたり。
いろんな自分にも出会う気がする。
たいしたことない自分を責める気持ち。
色濃くなってしまった、深夜。
ぼんやりとHPをさわりつづける。



  2003/10/16

今日はお引越しの見積もり、第一社目。
遅れてきたお引越しやさん、ものすごく恐縮する。
遅れてきたのはべつにいいんだけど、契約もらおうと、食い下がるのはやめてくれ〜。
まだひとつ目なんだって。しかも、私ひとりで今決められないってば。
食い下がられているうちに、時間が刻一刻と過ぎていく。
おいおい、こっちもこの後、用事があるんだ〜。
遅れてきたなら、その分さっさとこっちの言い分聞いてくれたまえ。
それにしても、聞けば聞くほど引越しって…値段、あってないようなものなのかな?
と?な私でした。



  2003/10/15

お昼頃から、ついに?庭の鉢植えをひっくりかえしはじめました。
いや、引っこ抜きはじめました。わはは。
母に、「もうこの花、終わりやで!」と6月に言われた花を、まだ植えっぱなしにしてたのです。
とほほ。葉っぱだけで、雑草も生えたりなんかして…。
古いプランターや鉢も、捨てることにしました。
坊ちゃんが部屋の中なので、あまり長くもできず、途中で切り上げて、また午後遅くに続き。
ひっくりかえして、まわった根と土を手で崩して、枯れた枝や葉を掃除したり、切り戻したり…。
新しい土と肥料を合わせて、鉢を整理して…。
そんなことをひと株ずつやっていたら、2時間半があっという間に過ぎました。
その合間に、「おしっこー」「でんきつけてー」「パンツとズボンはかせてー」「おやつー」
「おやつもっとー」など、いちいち呼び返されたりなんかして。
子どものことを気にしながら庭のことをするのは、結構疲れる…。
庭に一緒に出たら、もっと時間かかるの分かりきっていたし。
それでも、植え替えを半分残して、今日は時間ぎれ。
ふう〜。結構な大仕事です。いったん店開きすると、片付けも大変。要領が悪いのかしらん。
この後、「こうえん〜」と泣くので、しぶしぶ公園に行ってまいりました。
寒くて、左足の先がこむらがえり起こしてたんだけど。
暗くなっても、「帰らない〜」と泣くし、連れて帰るのにまたひと苦労。
なんだかんだと、疲れた一日でした。
で、子どもと一緒に寝てしまいました。
健康的?



  2003/10/13

神社のもちまきがあるよと、大家さんが詳しく場所や時間を教えてくれたので、行ってきました。
そこは学生時代の友達の家に近くて、毎年、お母さんと行っているときいていたので、
会えるかな〜とも思い、携帯にメールしてみました。
「今、もちまきにきてるんだけど、いてる?」
境内に入ると、すごーい人!!
こりゃあ、偶然にも会えるわけないわ〜と、メールの返事を待つ。
住職さんの挨拶の後、いよいよもちまきのはじまり!!
そりゃ〜すごかったです。始まる頃からみんな、手に手にスーパーの袋を広げはじめる。
そして手を空にのばして取る!さらに下に落ちたのを奪い合う!
すごい勢いで、こわいくらいです。
そのうち、あんぱんまで飛んできて…。さらに激戦化。
私はようよう2つ、赤いおもちを拾いました。
あきらめて、避難中の坊ちゃんたちのところへ戻ると、オットがあんぱんにおもちにと
かなりゲットしていて、大ウケ!!
「がんばったや〜ん」
坊ちゃんたち、大喜びです。

せっかくだし、お参りしていこうと手を合わせていたら、後ろから声をかけられた。
振り向くと、その友達が〜。
「携帯に、メールしてんけどー」
「携帯なんてっ。持ってないよ!!置いてきたっ。」
彼女は完全に、ファイティング状態でした。
横を見ると、彼女のお母さん、手から指から膝小僧まで、どろどろで、
満杯のスーパーの袋を持っていました。
完全な、ファイター状態…。
「うちの母ね、おもち拾うの上手なの〜」
何年か前に聞いた言葉を、ここで確認することとなったのでした。
いや〜、大ウケ。




  2003/10/12

いつも行く動物園は広すぎて、とてもいちにちではまわりきれません。
(隣に、植物園もあるんだよね…。いわずもがな。)
毎回、人気のきりんさんとかぞうさんとか、コアラさんとかを見て、終わってしまいます。
今日はたまたま、進んだ先がいつもと違って。
目的のところは待ち時間が長くて、入れなかったのだけど、
隣接していた爬虫類&夜行動物館??へ。
いや〜これが。
ふだん、見ないよねえ。
わざわざ、行かないよねえ。


「この中は定期的に、人工雨が降ります。しずくにご注意ください。」
と書いてある、えらく蒸し暑いところで、たらたら汗を流しながら、かめさんの行列や、
ナイルワニ!!(ワニ目クロコダイル科)を見ました。
「全長7mに及ぶものもあり、水辺に近づくほ乳動物を、水に引きずりこんで、食べる。」
ひええ。これって、「王家の紋章」に出てくるやつかしらん…。
あと、爬虫類館で、カメレオンやイグアナを見ました。
これって、「ごちゃまぜカメレオン」のカメレオンだわね…。
そんなことを考えながらまわっていて、夜行動物館で、ついに出会ってしまったのは、
「フェネック」でした。
ぐるぐるぐるぐる、同じところをまわってるの。
これって、これって、あの有名な、「フェネギー」でしょっ!!
フェネックギツネ、略して、フェネギー!あの、「ぼのぼの」の…。
ぐるぐるまわってるの、小さい坊が喜んで、マネしてました。
思わず私も、「くすすっ」と笑ってしまったのです。
今日いちばんの、感動の出会いでした。



  2003/10/11

今日は、私のパン教室、入学デー!(おおげさ)でした。
朝からいそいそと家事を片付け、まだ寝ている坊ちゃんたちをパパさんに頼んで、
いざ、数時間の講習へ〜。
教室は新しく、明るく、最新設備が整った、大きなところでした。
先生方が明るく頼もしく、素晴らしい。
ふたりひと組になって、生地をこねたり、計量したり、成型したり。
2種類を作ったのですが、うまく時間計算もされていて、とんとん拍子に進んでいきます。
最後にはコーヒー・紅茶とデザートをいただき、先生の焼いたものをみんなで試食。
自分で焼いた分は、全部お持ち帰り〜。
家庭科実習を想定していた私がびっくり?したのは、後片付けがなかったこと!!!!!
ぜーんぶ、片付けてもらいました…。
主婦として、いちばん、ありがたいなーと感じた瞬間でした…。
家でやる時は、こんなにとんとんいかないな。
だって、片付けがあるんだもーん。

なにはともあれ、楽しいひとときでした。



  2003/10/10

甘かった…。アップルパイ…。
いや、味も、なんですけど。
何よりタイヘンだった、パイ皮ー!!
家じゅうりんごがごろごろしていたので(どんぐりと一緒かい!)、作ろうと思っていたのだけど、
めんどくさそうで、先延ばしにしていて、やーっと作ったというわけなんです。
冷凍パイシート、使えばよかったんだけどね。
なんだかんだで、粉と水とバターをこねはじめてしまいましたの。
バターがとけるたびに冷蔵庫に放りこんで、固めて、またのばして…
延々そんなことをくりかえしていたら、半日仕事になってしまいました。
そういえば、シュークリーム作った時と似てるな…。
器具という器具が散乱して、大変だったっけ…。
パイとシュー。結びついたら、そういや、お菓子作りの本では後ろの方の項目やん、と気付く。
う〜んやっぱり、高度なものは、めんどくさいのね…。
しばらく作りたくないわ〜とオナカもムネもいっぱいになりました。

そんなわけで、週末、来客なのに、家の片付けできてないよー。
いったい私は、何をしているのでしょう…てんてんてん…。



  2003/10/9

どんぐりん。
家じゅう、どんぐりん。
坊の服を洗濯しようとしたら、ころころ。
掃除機かけようとしたら、ころころ。
あっちにも、こっちにも、ころころころころ…。
幼稚園に送る道すがら、ついつい拾って帰ってしまう、どんぐりんなのであった。
ど・ん・ぐ・り・んで、玉乗り競争しようかな…。(←マイナーネタ)

先日、お話しした文芸サイト(「Web Publishing AZUSA」)さんから、
掲載完了のお知らせをいただきました。
オンライン作家のサポートを目的とするサイトさんで、登録して勉強されている方々の作品群が、
ライブラリーとして、ダウンロード形式で置かれています。
「ガラス窓のある風景」は、ライブラリー内の、"AZUSA PremieR"というところに置かれています。
興味を持たれたら、ぜひ一度、訪れてみてくださいね。
私自身も、他の方の作品に触れる良い機会かもしれない、と思っています。

サイト内に置いてあるくせに、しばらく読み返すこともなかった、「ガラス窓―」。
自分にとって、大切な大切な作品と久々に出会い、また書きたい、という思いに駆られている、
この頃の私です。



  2003/10/8

朝からモノ干しざおが、まっぷたつに折れる。
不吉…なんて、怯えている余裕もなかった。
春に盗まれて以来、この大家さんのサオが、我が家の唯一の?サオだったのです。
絶対に折れそうになんてない、あの、緑の、重くて硬いサオ。
それが折れたんです。20年、風雨に耐え続けた結果なのかな…。
しかし、折れた勢いで、下に植わっていたもみじ葉ゼラニウムを道連れにするとは。
おぬしもやるな。

週末。いよいよ、サオを買うか…。
(注・けちってきたわけじゃないのよ。また盗まれたらやだからね。ぶつぶつ…)



  2003/10/7

お向かいのおうち、広い敷地内に何軒か別の家も建っていて、
それが我が家の反対側、見えない方から順々に壊されていっていました。
そしてついに今日、我が家に面した一角が壊されて…。
がちゃん、がちゃんって機械の手が家をつかんでひっぱって崩していくのですが、
まるで怪獣が家を壊して食べているようにも見えて…。
こわかったです。見入ってしまいました。
夕方、目の前にがらーんとした空き地が広がりました。
どこかへ家ごと、ワープした気分。
窓から見えるいつもの風景が、突然何もない原っぱに…。
秋の早い夕暮れの中、水をまかれた何もない原っぱが、ものすごく寂しく見えました。
夜は夜で、真っ暗で何も見えず、とてもこわかった。





  2003/10/6

週末に買ったおいしゃさんごっこのおもちゃが、坊ちゃんたちのツボにはまったようす。
大きい坊ちゃんは大喜びで、パパや小さい坊ちゃんを診察してます。
おもちゃの注射器を使ったりね。
大きい坊ちゃんが幼稚園に行った昼間、今度は小さい坊ちゃんが聴診器を取ってきて、
「にぇんにぇー」と「しゅぷーちゃん」を診察して、ひとりで遊んでいるではないですか。
なんか、もう、かわいくてねえ…。
親バカ…。
今、ちょうど2年前の大きい坊の服が着られるようになった、小さい坊ちゃん。
その頃、この子が生まれたのに、もうそれをこの子が着ているなんて。
時の流れを感じながら、雨の一日、おいしゃさんごっこに興じる坊ちゃんの横で、
しみじみと衣替えも済ませたのでした。




  2003/10/5

ぐちゃぐちゃの台所にめげずに、朝からスコーンを焼きました。
たまに、食べたくなるのです。
チェリージャムとブルーベリージャムが一気に、一丁上がりぃ!でした。
あきびん、何に使おう。むふふ。



  2003/10/4

おなべがおいしい季節になりました。
日が落ちたら、風がびゅうびゅう吹いて、寒い寒い。
そうだなーそろそろ、おなべだなーと思って、晩ごはんは決まり。
なーんかみんな、カゼ気味だしね…。
あついおなべを食べたら、ぽかぽかしてきて、良かった良かった。
熱はないけどカゼ気味のオットはそのまま寝てしまい(!)、
私はあたふた坊たちをお風呂に入れて、パジャマ着せて、薬飲ませて、歯をみがいて…
寝かせつけたら、自分も起き上がれませんでした。
台所、おなべのままなのにぃ。



  2003/10/3

昨日、一通のメールが届きました。
知らない名前に、ダイレクトメールかと一瞬削除しかけたのですが、
開いて読んでみたら、とあるオンライン文芸のサイトの編集長さんからでした。
なになに?と読み進むずつ、びっくり。拙作「ガラス窓のある風景」を読んでくださったそうで、
大変良かったので、そのサイトさんへの転載を許可してもらえないか、ということでした。
ていねいな説明がされていた上、作品への感想もまた、ていねいにしたためてくださっていて、
私も感激しました。
つたない作品ですが、たくさんの方に読んでもらえて、ひとりでも多くの方に、
作品から何かを感じ取ってもらえるのなら、こんなにうれしいことはない、と思い、
お返事を書きました。

自分の個体験から書いた作品が、ある普遍性を得て、誰かの経験と重なり、その心に届く。
こんなにうれしい、書く人冥利に尽きる、ことがあるでしょうか。
それを目標のひとつとして、きっと私は一生、書くことをやめない。

無事掲載されることを祈りつつ…その時は、みなさんにお知らせしますね。



  2003/10/2

我が家の斜め前のおうちが、ただいま取り壊し中です。
10月の心地よい気候が続いていますが、そんな中、洗濯モノ・お布団干してるまん前で、
取り壊し中…。
干すの、ためらうんだけど…。
ちょうど季節の入れ替え時期で、しまいっぱなしだったお布団や毛布やシーツ、
お日さまに当てたり、しまう予定のかけ布団を丸洗いしてみたり…
いろいろ、今のうちにやっておきたい干しモノイベントが盛りだくさんで。
今のところ、毎日、いろいろ干しまくる毎日です。
今月は来客も多いし。

ところで、この取り壊し中のおうち、去年の秋の雑記に書いた、あのおばさんのおうちなんです。
一本道路を越えたところに引っ越してしまって、クリーニングの時しか会わなくなったのだけど。
おばちゃん、元気に頑張ってます。パーマやさんと、クリーニングやさん。
もうすぐうちも引っ越すけど、クリーニングはここに来ます、って言ったら、
「ああ、よろしくね」って笑ってました。



  2003/10/1

10月になりました。
10月生まれの私には、文句なく、私の季節なのです。October。

朝から小さい坊を連れて、近所のコーヒーやさんのセールにでかけました。


昔、雑記にも書きましたよね。ここは製菓・製パン材料専門店でもあるのです。
3ヶ月に1度のセール時には、製菓器具類ほか、すべて20%offと太っ腹〜!
こなこな。粉を買わなきゃ。それからボウル。でっかいの。
物色していたら、近くでお子さま連れのお母さまたちが、集団でお買い物。
ということは、お子さまたちも集団で大暴れ。
売りモノのボウルに売りモノの泡立て器をつっこんで、かちゃかちゃ全員でかきまわす。
それを制するお母さまたちの声。子どもの名前を呼んで、怒ってる。
「○○!やめなさい!!」 …あれ?
その名前…聞き覚えがあるような…というか…今手を引いてる、うちの坊の名前なんですけど。
えー。珍しいのに、おんなじ名前の子なんだ〜。
驚いて、その子を見る。次の瞬間、大ウケ!!
うちの坊の、愛用Tシャツと色違いのお揃いを着ていたのです。わははっ
大笑いで、そのお母さまに話しかけてしまいました。
「○○くん、って、いうんですか?」
「ええ、そうです」
「この子も、○○くん、なんです〜」
「ええ〜」
「しかも、しかも、お子さんのTシャツと同じの、色違いで持ってます〜」
「きゃ〜」
お互い、爆笑して、お別れしました。わはは。
こんな偶然、あるんだなー。

帰りに外に出たら、お店の駐車場整理のおじさんがにこにこ近づいてきて、
「ぼく、おじさんが乗せてあげるよ」と、自転車に小さい坊を抱っこして乗せてくれました。
ああ、ワルツは最高。
店員さんから、駐車場整理のおじさんから、お客さんまで、
いい雰囲気がいっぱいのお店なのです。



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