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中央分離帯はさんですれ違ってく ヘッドライトとテールランプ 滲んで流れるだけ 小さな傘の中 僅かに視線そらして 歩道橋から見ていたのは 霧雨越しのハイウェイ あたしひとり愛した訳じゃない 心遠いままに冬が来て あの日交わした言葉ひとつさえ あなたの中に重みを残せない 街の深い青が胸に染みて痛い程 このまま此処で時間の中 埋もれてしまいたいけど 街燈の光に潤む横断歩道を 遠ざかってく後ろ姿 銀色の影落として あたしひとり待ち続けただけの 通りすがりの人の冬が逝き いつか忘れる時が来るのなら 今だけ少し素顔に戻らせて あたしひとり愛した訳じゃない 心遠いままに冬が来て あの日交わした言葉ひとつさえ あなたの中に重みを残せない
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