夏の終わりの花火 8/31 小さい坊ちゃんが下宿に戻る前にと、急に思いついて、 近所の公園でささやかに花火をすることにしました。 手持ち花火のセットを求めて、いつも見かけるお店の売り場を回るも、 すでに手ごろなセットはなく、大量のパックや、打ち上げ・噴出系の残りものばかり。 焦りつつ探し求め、ようやく薬局の片隅に見つけて購入。 坊たちは、「え?花火?ママそんなに好きやったっけ?」という反応だったけど、 夏の終わりに一度くらいやろうやーと誘って、夕食後、出かけました。
花火を持ちながら、片手で写真も撮ろうとする大きい坊ちゃん。 この暗がりで…。(笑) だーれもいない夜の公園で、家族だけでささやかに盛りあがる。 最後に残すは、お約束の線香花火。 "ひだまがーぽとりとーおちてジュッ"(←全員歌うまでもない本歌)
片づけた後は、近くにある自販機で、めいめい好きな飲みものを買って。 その自販機はキャッシュレス決済可の、アプリ連動型のもので、 大きい坊が始めて我が家で話題になっていたもの。 買うたびにスタンプがたまり、1本無料になる券がもらえるらしい。 「これで買うようになったら、お得やから他の買えへんようになるなー」と、 そんな話題でも盛りあがって、夏の終わりの小さなイベント、大成功でした。 ちいさな夏の旅 3 8/15 ↓の旅の後、ほどなくして戻ってきた小さい坊ちゃんと、 雨の合間をぬって、家族で県内の美術博物館へ行くことになりました。 目的は…「ウルトラとくさつワールド 空想特撮大作戦 〜ウルトラマンと夢見る未来〜」。 そして、小さい坊が好きな地元ユーチューバーの、撮影ロケ地めぐり。(笑) 偶然、同じ市だったので。。 まずは、この市に行くなら寄りたい珈琲専門店で、モーニング。 オットーがこの近くで仕事をしていた時、仕事先の人とよく来たのだそうです。 わたしも一度だけ、連れてきてもらったことがありました。
現在はオーナーさんが、市民ガーデナーで作るオープンガーデンの会に参加されていて、 珈琲を極めながら、バラを中心にお庭の勉強もされているようです。 アプローチとテラスいっぱいに咲き乱れるお花が、目を楽しませてくれます。 テラスの片隅に、なんとチェロを発見。
うかがってみたら、たぶん、マガジンラックでは…とのことでした。 かたちも素材も素敵で、お庭にとても似合っていました。 さて、目的の美術館へ。 ここは子ども向けの施設で、展覧用のホールのほか、 工作のための部屋が分野ごとに分かれていくつもあり、 資材や道具が潤沢にそろっているようで、驚きました。 夏休み中で、親子連れの姿がたくさん。 こちらの展覧ホールの方は閑散としていて、 撮影しながら見て回るのには、ちょうどいい混み具合でした。 入場料は600円。 「ええっこれ、600円でいいの?!」という、内容だったらしいです。(笑) こんな感じで。。↓
坊ちゃんたち、夢中で撮影しまくっていました。 ええ、ずっとこんな感じ。。↓
「きみもジオラマを撮影してみよう!」コーナーです。↓ これにはわたしもちょっと、はまってしまいました。
何度でも入場OKだったので、2周して、じっくり観ました。 CGがなかった時代の、特撮技術体験コーナーや、 地元の伝統工芸技術を使ったウルトラマン製品の展示など、 なかなかに充実した内容で、楽しかった。
フラッシュが当たると文字が浮き出る、こんなポスターも。 励まされる思いがしました。
美術館をあとにして、小さなおうどんやさんでお昼ご飯。 車を停めて、ロケ地めぐりをしながら、町を散策。 赤い私鉄が高架上を通りすぎていきます。
好きなものをたどる、小さな旅。
4枚、、、そろった! ちいさな夏の旅 2 8/7 昨日の散歩中にポスター掲示で知った、 近くの美術館で開催中の、上村松園展へ。
他の美術館で数点観ることは何度かありましたが、 松園さんの作品をこんなにたくさん観たのは、数十年ぶり。 一部入れ替えがあるため、有名な「序の舞」(看板の絵)が観られず、残念。 それでも、能に取材した名作・「花がたみ」を、間近で観られたのは感激でした。 絵画以外でも、年表をはじめ雑誌取材時の写真や資料が展示され、 創作への意欲と執念を感じる逸話などを知ることができました。 久しぶりにひとりの画家を追ってじっくりと鑑賞することができて、満足。
美術館の辺りは縦横に水路が走っていて、 青い空と緑が映しだされ、本当に美しかった。 太陽の光が虹になって、水に映りこんでいました。
この後、小さい坊ちゃんはバイトに行ってしまったので、 わたしは昨日の山をもう一度登り、 昨年、夏休み中で入れなかった喫茶店を目指すことに。 なんと、あの山のてっぺんに、茶室を改造した?喫茶店があるのです。
最初、山の斜面側の席を案内されたのですが、 数組のお客さんが出ていった後、空いたカウンター席をすすめてもらいました。 そちらからの景色は…絶景! みんなこの景色を楽しみにくるのだな…と納得。 町全体をぐるりと一望でき、その向こうにはまた、山。 格子窓から夕方の光が差しこみ、お水もお茶もケーキも映えて、 店内も、窓からの風景も美しい… 閉店間際までそれらをゆっくり味わって、お店をあとにしました。 ちいさな夏の旅 1 8/6 夏休みに入った小さい坊ちゃんの、 下宿のようすを見に(≒掃除しに…)行きました。 先に学校近くのバス停で待ち合わせ、お昼は学校の生協食堂で。 坊ちゃんは毎日、お昼ごはんを生協で食べていて、 食べた献立がPCで分かるというシステムになっています。 それをたまに見ると、ほぼ毎食に「大学芋」がついていて、 大きい坊はともかく、小さい坊はこんなに大学芋好きだっけ??と、 そして、坊ちゃんが毎回取る大学芋はどんなのだろうと、 とても気になっていたのでした。。(わたしも食べてみたかった!) ついに大学芋の正体(?)明かされる。(笑)
食堂を出て、学校の正門前へ。 夏らしい青い空がきれいだった。
坊ちゃんがだいたい部屋の片づけをしてあったので、 午後は掃除に費やし、夕方、散歩に出かけました。 下宿のすぐ近くに山があり、そこに通じる住宅地側の坂が、 大正時代の町並みと言われているのだそうです。
人通りもなく、しんとした階段の踊り場が横に広がって、 さらに向こうの階段への通路になっているのでした。 それに沿って古い住宅が並んでいます。
階段をどんどん上っていくと、うっそうとした茂みが広がりはじめます。 ひぐらしの鳴き声が響く木立の中、 山頂付近まで上って、振り返ると、家の屋根に猫。(笑) そして、遠くにまた、山。(はさまれている) このおかげか、風がよく通り、涼しい夕暮れです。
ここは昨年反対側から登って大変だったのですが(傾斜が急すぎた)、 下宿のある住宅地側からの道だと、同じ山頂に達するのに、 全く疲労感が違いびっくりしました。 散歩と思えるレベルで登れるなんて…。 道もきれいに整備されているし、このルートなら、 毎夕気持ちよくお散歩できそうで、うらやましい。 夜。 名古屋駅で買った「天下とり御飯」を食べる。 さだまさしがこれを大好きで、地元のラジオ局の人に頼んで、 新幹線のホームまで届けてもらったという…。 そしてその方がこの度、ラジオ局の社長さんになられたという…。 さだまさしのコンサートトークで二度語られた、駅弁です。(笑)
晩ごはんの後に、ビデオ通話。 「おおーい。聞こえるかー」 「おおーい。久しぶりー」 ・・・・・。
実は初夏に、むーのお仲間が再発売になり、 我が家に新しいふたごのむーちゃんがやってきたのです!(笑) 上が大きい坊ちゃん側、下が小さい坊ちゃん側にいるむーちゃんで、 感激の再会を、スクリーンショットしてみた、というわけです。 (なんという時代の変化でしょう。初代むーもびっくり) 坊たちの再会というより、ふたごむーたちの再会だったのでした。(笑) つづく。 |