懐かしい花と春だより 4/26 小学校からの帰りみち、畑の脇にたくさん咲いていて、好きだった花。 オキザリスに似たこの花が、ムラサキカタバミということを知ったのは、大人になってから。 わが家の周囲にも雑草に混ざって、時折咲くようになった。
ここ数年、葉っぱしか出てこなかったオダマキが、今年はあちこちの鉢で花を咲かせている。 また咲く日を信じて、切り戻して植えっぱなしにしておいた姫小菊も満開に。 ラベンダーソフトという名のパンジーの色が、うっとりするほど美しくて、 外に出るたびにかがんで、ついながめてしまう。
昨秋、家の工事の関係で、ばっさりと枝を伐られてしまったジャスミン。 すでに花芽がついた後だったので、どうなるかは春になるまで分からなかった。 同じく、伐られはしなかったけれど、全て葉を落として枝だけになっていたコデマリ。 どちらも季節を忘れず、花を咲かせてくれて感激。 ジャスミンの花はわずかだったけれど、暖かくなるにつれ、 すくすくと芽をのばしてふくらんでいくようすに、「がんばったね」と思わず声をかける。
トキワマンサク、クリスマスローズ、チューリップは終わって、 アルペンブルー、レモンゼラニウム、ペラルゴニウムのつぼみがすっとのびてきた。 そして、ふたつの葉っぱに大事にくるまれた小さなあじさいのつぼみが、 ゆっくりと大きくなりはじめている。 合間、合間にしたわずかな手入れに、こうして応えてくれる植物たち。 いつも元気をくれて、ありがとうね。 さくら降りつもる道 4/18 盛りを過ぎた桜の花が、雨のあとの柔らかい風に吹かれ、 はらはらと花びらを散らしている。 まるで降りしきる雪のように、絶え間なく静かに。 60cm/秒で落ちるという白い花びらを受けながら、桜色に染まった道をゆく。 「桜散る」という美しい歌を、心で歌いながら。 家族全員でこの歌を合唱した、満開の夜を思いながら。
更新作業 4/16 およそ2年ぶりの更新作業に、ようやく着手しました。 動作の重い以前のPCからの更新が苦痛で、しかし、 新しくソフトを購入してまで続けるべきか否か、 日々に流されながら迷っているうちに、年月が流れていました。 細々と、時折ブログを綴りながら。。 ようやくソフトを購入したものの、そこからもすでに一年近く経過。 重い腰を上げるきっかけになったのが、 奇しくも最初のHPを作った、ジオシティーズの閉鎖でした。 「風つむぎ」の前身となったそのHPのファイルを保存するために、 FTPを再び使うことになり、インストールしました。 ビルダーとともに、設定も使い方もすっかり忘れていて、 あちこちいじりながら保存・更新作業。 しかも、画像処理ソフトがないため、思うような画像が作れず… 息も絶え絶え?に、ようやくここまでたどりついた次第です。
このジオシティーズのあいさつ文に心を打たれ、 喪失した画像ファイルなど、リンク切れがあるにも関わらず、 19年前に立ち上げた第一歩のHPを、ここの片隅に置くことにしました。 私が高校時代にコピーで作った詩集と、同じタイトルのサイトです。 19年、いろんなことがあって、サーバも何度も移転し、今の「風つむぎ」があります。 更新しないあいだにも、日々のできごとに翻弄されながら、 やはり、ここを失くすことはできませんでした。 そしてその間、時折ここをのぞいていてくださったかたたち、 ひっそりと声をかけてくださったかたたち。 このジオシティーズのことばにあるように、私自身はもちろんですが、 どこかでここを必要としてくださっているかたがあったとしたら、 感謝の気持ちしかありません。 「思い出したときに河原を眺めに来るように」と表現してくださったかたがありました。 そんなふうにこれからもここを歩いてくださるならば、 こんなにうれしいことはありません。 |
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