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よいお年を 12/27 今年も、読みにきてくださってありがとうございました。 外から見れば気まぐれになってしまうかもしれませんが、 湧き水のように自然に、発露ありきの記録ができるときは、書いておけたらと思います。 同時にまた、消えることもあることでしょうが… のんびりと、模索していくつもりです。
高山も里山も街なかも、の獣害に胸を痛めつつ… さるはさるで、生きるために一生懸命なのでしょう。 みなさま、どうぞ、よいお年をお迎えください。
メリークリスマス 12/25 「あれ?バリィさんぼうしかぶってるやん。」 by 大きい坊
・・・我が家の画伯のしわざだったようです。
画伯近影。 画伯の近作。 家庭科のテストの練習で作った、人生二度目のたまごやき。(フライパン使用) そして、クリスマスケーキのデコレーション。
そしてさらに、春に書くつもりで書けていない、画伯の昨年度の造形作品。 らくだのおしりと足のふしが妙にリアルで。。 持ち帰ったのを見て、思わずうなってしまったわたくしなのでした。
美術は5。さすが画伯! 趣味と実益、兼ねてます。(笑) つれづれに… 12/21 日記の更新をやめてから、1ヶ月半ほどをぼーっと過ごしておりました。 更新が大変になったのは、実はPCの動作が重く、時間がかかるようになってきたこと、 新しいPCをついに購入したけれど、HP制作に使いたいソフトが入っていないこと、 なども、理由のひとつでした。(かなり切実で具体的) それを乗り越える気力が足りないことなども… それでも日々、子どもたちのおもしろ話・会話は流れてゆきます。 それがもったいなく、口惜しくもあるのですが… 下の記事は、星を見た感動を残しておきたくて、書きました。 観測会とおしての、穏やかな空気感もふくめて… 先月は、大きい坊ちゃん(写真部兼部)の写真が、 高校生対象の秋の写真展で思いがけず努力賞に入ったり、 小さい坊ちゃんの課題研究(「イチローの野球人生」)が金賞をもらったり、 また、夏の陸前高田市訪問について、学校の文化祭で報告発表したりと、 秋らしい、学生らしい、彼らのがんばりを見せてもらうことができた月でした。 大きい坊ちゃんの写真なんて、あまりにたくさん撮ってきたのを選びあぐねて、 「これでいいか!」的な地味な写真を選んだのに(笑)、 小さい坊ちゃんの研究も、緻密とはいえ、かなり資料的な内容だったのに、 (自分の手足や頭を使ったと思われる作品にもらえるので) 拍子抜けのような、でも、あらためて、それぞれの作品を見直す目を与えてもらったような。 ちなみに、、、ずっとトップページに置いている写真は、 なんと大きい坊ちゃんが撮影したもので、春の学校行事で行った上高地なのでした!
わたしはというと、季節や記憶の連鎖にも起因するかと思いつつ、 うつっぽい症状(朝、起きぬけの気分の落ち具合など)がぶりかえしたり、 動悸があったりと、自分の意思でコントロールできない心身の歪み?を、 どう扱っていいのかわからなくなってしまうこともあります。 いいかげん長く、手も尽くした感があるので、もうあきらめぎみですが。 メッセージを寄せてくださった方もあり、あらためて、感謝の気持ちでいっぱいです。 時折、こんなふうに気まぐれに、不定期にでも、 心に深く残ったことは、記録しておけたらいいなと、思っています。 PTA天体観測会 12/18 先月、学校から案内があったPTAの天体観測会。 人気で、早めに締めきられるかもときいて、大急ぎで申し込んでいました。(家族3名) 学校の天文ドームと望遠鏡を使用した観測会で、 大きい坊たち天文気象部も、スタッフとして手伝ってくれるらしく… そしてその日は、そのまま宿泊観測とのことでした。 ごはんを食べながら、行事の数日前の会話。 大きい坊 (小さい坊にむかって)「観測会、けっこうちびっこも多いらしいで。」 小さい坊 (食べながら)「いじゅはちびっこじゃない。」(爆笑) わたくし、向かいで大ウケ…。 ぐっと冷えこんでよく晴れた週末、予定どおりに観測会が催されました。 雲ひとつない晴天。満天の星たち。 そして、ぴったり半月の月齢の月。 (太陽光の差す角度から影ができ、クレーターが見やすいらしい) 期待度満点の状況下、まずは全員、暖かい会議室で星の講義を受けます。 ○校長先生ごあいさつ→ 20数年前、教員で在任時に、ドームの大規模改修が行われたこと。 それ以来の観測参加で、期待しているとのこと。 ○初代天文部長(!)ごあいさつ→ 70代の方で、今もご指導いただいている。 当時の校長先生とともに、ドーム設置に尽力された。 チリの電波望遠鏡設置にも現地で関わられた方で、 某大の天体物理学研究室も、このドームから始まったとのこと。ひええ。 ドーム設置当時の学校の俯瞰写真の紹介。周囲は土の原っぱばかり。 先生方のご尽力あってこその天文部とドーム維持との想い。そのことを忘れずに。 天文とは、数学や理科だけでなく、科目で言うなら国語や社会も含むもので、 いろんな分野を視野に入れ、「学」は「楽」でありたいとおっしゃったのが印象的でした。 ○天文部現部長あいさつ ○次期部長(坊ちゃん…)あいさつ ○顧問の先生ごあいさつ→ 「高校生が大人びたあいさつをしましたが…(笑) 親以外の大人と話す、めったにないよい機会なので、 部員たちにどんどん質問をしてやってください。勉強になると思います。」 今日観測予定の星の位置、月の状態などを星図を使って説明。 双眼鏡のピントの合わせ方、方法など 「南側のサ○ミは、明るくて天文部の敵なんですが…看板はピントあわせに使います」(笑) さて、いよいよ屋上へ移動! 6つの班に分かれて、ドームの大望遠鏡をふくめた6つの機材を使い、観測開始です。 約1時間、機材を変えながら班ごとに移動・ローテーションしていきます。 ↓以前載せた写真ですが…(5月の昼間)暗くなると、周囲にはかなり光害が…(笑)
我々C班はまず反射望遠鏡で、オリオン大星雲を見ました。 しかし、説明をききながら観測しているあいだに、日周運動で星がずれていく!(笑) ちらっと、はしっこにひっかかっていた、小さな星… 次に移動したのは双眼鏡のところで、このオリオン大星雲をしっかり見ることができました。 そしてついに、すばる星団も!!(感涙) すばる(プレアデス星団)はおうし座なのに、いつもオリオン大星雲と間違えて探していたわたし。 アルデバランの上…もやっとしたところ。 確かに、いくつもの星がきらきらとまとまって輝いています。 けれど、天体写真のイメージの、色のついた星団としてみるには、 やはりカメラで露光して撮らなければならないとのこと。 肉眼で見るには、届く光の量が少ないのね。。 屋上をぐるっと回りながら、カシオペヤ座〜北極星、西に沈みかけている夏の大三角、 そしてなんと!長いあいだ恋焦がれたアルビレオを、初めて観ることが叶いました!(感涙) 二重星である白鳥座のアルビレオは、『銀河鉄道の夜』にも出てくる星であり、 さだまさしの歌にも、「韓紅と瑠璃色の/ふたつならんだ星」として出てきます。 あーあれが、アルビレオの観測所なんだ。。
オレンジ色の大きめの星の少し下に、小さめの青い星。 ふたつは実は遠く離れているのに、地球からだと二重星となって見えるのだそうです。 ベガも青白く、美しかった。 そして東の空には、冬の大三角も明るく輝いていました。 もっとも楽しみだったドームでは、自動追尾のできる大望遠鏡で、 月のクレーターを倍率を変えて見せてもらいました。 目が痛いくらい、明るい半月。倍率を上げると面積あたりの明るさが減るため、 高倍率のほうが暗くなり、見やすいとか。 ドームの開閉は手動だが、回転は自動だとか。 部長さんの説明のもと、自動回転を見せてもらって、 暗闇のなかで保護者も校長先生も一緒に(笑)楽しみました。 最後は大双眼鏡にて、再び、オリオン大星雲と月を。そして、オリオン座のリゲルを。 部員の女の子たちに説明してもらいながら、見ることができました。 リゲルは、全天で2番目に明るい星なんだって!へええー。 そしてやはりシリウスが、全天でいちばん明るいのだそうです。 体はすっかり冷えきったけれど、心はぽかぽか。 途中参加のオットーも合流して、会議室に戻ると、なんと熱い缶コーヒーの差し入れ! さらに心はほかほかになりました。 最後に校長先生のごあいさつがあり、なごやかに会は終了しました。 (今日ご参加の小中学生のみなさん、数年後ぜひ本校へ!のお誘いもふくめ…笑 校長先生も、卒業生なのです。。) この半年、説明会や面談などで出向くたびに感じていた和やかな学校の空気は、 ひともふくめたこの学校への愛であることをあらためて感じて、温かい気持ちで帰宅しました。 わたしも自分の高校、穏やかで大好きだったけど、さらにやわらかい雰囲気だなあと思いながら。 坊ちゃんは部活があったおかげで、学校になじめたところがあったようで、 自分の居場所になった天文部で、いい経験をたくさんしてくれたらなあと思いました。 そんな活動の一部が垣間見られてよかった、天体観測会でもありました。 |
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