物想フ 3/31 誰もがそれぞれに、それぞれの想いで生きている。 好きなもの、こと…当たり前のように、それぞれ違うもの。 ひとつとして、同じものはなく。 生きてきた道すじはもちろん、そこで得た経験も、感じ方も。 それらが関わり交わるとき、それぞれの思惑が生まれ、それぞれに感受して。 人はふだん、そんなふうに生きているから、 心のうちでは、本当に、人それぞれ、いろんな動きがあるのだと思う。 けれども。 その奥、または、深い深い、底のほう。 そんな、ふだんは見えないところに、 たしかに、 みんながひとつにつながっている、場所がある。 それを心で、痛いほど感じた、3月の終わり。 そこにいる誰もが、互いの想いを分かちあい、いたわりあい、慰めあった。 誰もが、想いへの対し方を知らないまま、せいいっぱいに。 ただひとつ、そこには、互いへの慈しみだけがあった。 「人は心の深いところでつながっていて、お互いに影響しあいながら調和を持って生きている」 胸の痛みと同時に、そんなつながりの温かみを知った、悲しい春。 勿忘草 3/26 告別式の翌朝。 最初のわすれなぐさが咲きました。
開花がまだだった昨日、つぼみのまま、ひつぎに入れさせてもらいました。 咲き初めの、川沿いの桜や木蓮の花びらと一緒に。 みんな一緒に、大きくなったね。 いっぱいいっぱい、遊んだね。 ずっとずっと、忘れないよ。 大切な、優しいともだち。 あなたのおかげで。 お見送り 3/23 お引越しの翌日。 出発ロビーではもう会えなかった、朝。 でも、デッキで飛行機を見送ってきました。 「いってらっしゃーい」と、手を振る坊ちゃん。 「生きていれば、きっと会える。いつかきっと。」 昔々読んだ、少女まんがのなかのせりふが、鮮やかに心によみがえる。
修了式 3/22 今日は、小・中学校の修了式でした。 今朝早く、大きい坊ちゃんの、 大切なおさななじみが亡くなりました。 昨日は親しい仲間で急遽学校を早退して、 病院に会いにいきました。 この10日ほどというもの、連絡が来るたび病状に一喜一憂して、 なんとか戻ってきてほしいと、祈りつづけていたのに。 現実を受けとめきれずに、 日常と、夢のような現実とのはざまにいます。 なにもできないいま、 ただ呆然と、こうして文字にしています。 再び逢うまでの遠い約束 3/20 大きい坊ちゃんの、国語の授業での話。 「部首がくさかんむりの漢字を書きましょう」という課題をやったそう。 坊ちゃんが言うには、 「一番初めになー。芋って書いて、次に花って書いた。」 "くさかんむり"で、最初に芋と書く人は、少ないでしょう。(笑) おいも大好きな坊ちゃんらしい発想です。 大きい坊ちゃん 「それでなー。帰りに、なげっつ(心の友)がその話をしてきて、 『オレ、はじめに芋って書いて、次は花にした。』って言うねん。 『えっ!一緒だー』って、びっくりした。」 わたし 「ええーっ!すごい!」 小さい坊ちゃん 「気が合いすぎやろ。」(←笑) 心の友は、今は隣のクラスなんです。 (国語の先生は同じなので、同じ課題をやったのでしょう。) 別々にやったのに、同じことを書くなんて…ほんと、すごい! 以前も書きましたが、参観で6年間の思い出を発表した時にも、 「○○くんと出会えたことです。」と、偶然、お互いのことを書きあったふたり。 おそらく、自分の世界ができはじめた坊ちゃんにとって初めての、 気持ちの通じ合う親友、でした。 きっと、親には言えないできごとや気持ちを話せる、大切な友達だったと思う。。 修了式のあさって、海外に引っ越してゆく彼。 そのお母さんや兄妹たちとも、ほんとに仲良くしてもらい、 ともに成長を喜び…幸せだった4年間。 今日、家族みんなにあてたメッセージカードを3人で作り、 さらに大きい坊ちゃんは、心の友にあてて、長い手紙を書いていました。 こんなところにも、坊ちゃんの成長を垣間見て、胸がぎゅっとなる。。 優しい子に育ってくれたな。それもまた、優しい心の友のおかげだな。。 親友どうしの坊ちゃんたち、そしてきょうだいのみんな、、、しあわせであれ。 そしていつまでもそのまま、やさしく、すこやかであれ。 そう、心から祈る。 ここで一緒に過ごした、大切な大切な、まいにち。 それにさよならするのはつらいけど、、、またいつか、違う場所で。 きっと、会えるよね。 咲いてくれてありがとう 3/19 ついに、枯れたスイセンの花、14本を切りました。 一本ずつに、「ありがとう」と言ってからはさみを入れました。 切り口から、ぽたぽたと水がしたたりおちる。 生きているんだな…わたしたちと、同じように。 残った5輪が、せいたかのっぽになってがんばっています。 小さないのちの息吹を、球根のすきまから見せてくれたおかげで、 こうしてたくさんの花を咲かせてくれた… 本当にありがとう。 あなたたちのいのちの力に支えられた、冬の終わりでした。 外に出て、満開のクリスマス・ローズの花を数える。 こちらもたくさん、、、全部で20の花がついていた。 少しずつ、緑色に変化している花弁。 種を作らないうちに、これももうじき、切ることになる。。 咲いてくれた花たちに応えて、今年はわたしも、手入れをしっかりしよう。 そう、心に決めています。 白パンを焼く 3/16 数日前、定番にしている白パン生地に、くるみを入れて焼きました。 そうしたらふと、たくさん試した他の白パンがどんなだったか、気になって。 まず思いついた、パンそのものを初めて作った時のレシピで作ってみた。
ベンチタイム中。 これは、随想ノートの「メロンパン!」に書かれている、"ハイジの白パン"。 砂糖とスキムミルクが多めに入る生地で、ほんのり甘いのです。
ふわふわの焼きあがり。 そして、これがその昔、同じ随想ノートに書いた『そふぃーちゃんのぱん』です!(初公開!) (小児科でせなけいこさんの絵本を見た時、瞬時に思い出した、このちぎり絵の感触。) この絵本では白パンでなくて黒パンなのですが、とっても似てますよね。 うれしくて思わず、並べてしまいました。
そふぃーちゃん、いっぱい食べてね。 でも、おなかがいたくならないようにね。(←そういう話なんです 笑)
小さい坊ちゃんが作った折り鶴。小さくてびっくり! 4つをあとでつなぐのではないらしいことにも、びっくり。 7.5cm四方のおりがみに切り込みを入れ、くっつけたまま、ひとつずつ折るのだそうで。 「まるく手をつなぐはずが、メリーゴーランドになっちゃった。」(笑) このあいだ買ったばかりのおりがみの本が、楽しいらしいです。
こちらは、変わり羽根の鶴。 春の日差しを歩く 3/12 近所のお母さん友達と一緒に、中学校の学年保護者会に出かけました。 外はすっかり、ぽかぽか陽気。会場は、体育館。 何を着ていくか、迷うねえといいながら… いつもなら自転車で行くところを、歩いていきました。 ああ…すっかり、春。 通りがかった畑の花たちと日差しに、思う。 この冬は、家族みんなが、かぜひとつひかずにすみました。 それは、徹底した手洗い・うがいのほかに、 子どもたちは、しっかり睡眠。 毎朝飲んだしょうが入りの紅茶(←わたしだけ)と、料理に入れつづけたねぎも力添え。 ・・・いや、力添えどころか、、、このねぎの力は、ほんとに大きかった。 これからも、かぜ予防にはねぎ!を忘れないように、ここに書いておこう。(笑) (抗体を増やすらしいのです。) 本当に、いろいろなおかげさまで、元気に過ごせたことに、感謝。 さて、学年最後の保護者会。 その前に、生徒と一緒のサイバー犯罪防止教室がくっついていました。 知らずに危険に巻きこまれないために、先に知るのは大切なことなのかもしれないけど、、、 脅しながら、知らなくていいことまで教えているような…なんだか複雑な感じがしました。 (知らない言葉や、知らない使い方まで教えているようなところがあったので。) わたしの学校時代の、同和教育的な印象を受けた。 それにしても…スライドの、「予告書き込みをする犯人」の図。 こわかったー。(笑) もぐらたたき的に、ひたすら対策を講じまくっている感が強かったけれど、 枝葉じゃなく、もっと、根幹の、おおもとのところを… なんとかできたらいいのにな…とぼんやり思う、わたくしでした。 坊ちゃんたちの学年は、とても落ち着いているとのこと。 そんななか、生活担当の先生が、「あえて言うなら…」とおっしゃるには、 「(施設を訪れ、お年寄りとふれあった)福祉体験はもう、終わっているのに! チャイムが鳴って教室に行くと、まだ紙ひこうきが飛んでいたりします。 そのような点を、気持ちをひきしめていきたいと思います。」と。 帰り道、お母さん友達に、 「紙ひこうき、、、たぶん、久しぶりで、おもしろかったんやろね?」(笑) と話したら、同じことを思っていたようで、 「授業中じゃないなら、、、まあ、いいよね?」(笑) 先生が行くと、さっとやめるらしいからね。。 気持ちの切り替えを自分たちからできるようにという意味なのでしょうが、 まだまだかわいらしい1年生のようすに、二人してウケていたのでした。 のどかな、春の日の午後。 近江のおひなさま 3/10 冷たいみぞれまじりの雨が降る寒さのなか、果敢に散策を続けるわたしたち。 資料館など見た後、ついに耐えかねて、ふらりと入った町家ふう喫茶店。 奥座敷にたくさんのおひなさまが見えたので、そちらの席に座らせてもらいました。
2月〜3月上旬、旧邸宅はじめあちこちで、古いおひなさまの展示があったそう。 このお店もその一環で、飾っているのだそうです。 なかには、3月3日で片付けたお店もあるそうなので、ここに偶然出会えて、よかった。 段飾りのものから、立ちびな、立派な細工の入れ物と御簾つきのものまでたくさん。 そのうちいくつかが、店主さん(女性)のお母様手作りとのことでした。 (とても立派でびっくり!) そして右下の、小さなお人形の段飾りは、店主さんが買ってもらったものなんだそうです。 段飾りを見ていたら、長らく見ていない、自分(たち姉妹)のおひなさまを思い出して、 懐かしい気持ちでいっぱいになりました。 めびなの扇子のひもの滑らかさ。 おびなの冠をかぶせるのに苦労していた父の手。 三人官女や五人囃子の、小さな手のかたち。 それぞれに小さなお道具を持たせる時の感覚。 笑い上戸・泣き上戸・怒り上戸それぞれの表情。(昔はちょっとこわかった気持ちも。) お人形をしまう時、小さな顔に巻きつける薄紙の感触。 毛氈を取った後の、スチールの味気ないひな壇のようす。 長いこと遠ざかっていた感覚なのに、 今それが目の前にあって、触っているかのように戻ってくる。 記憶とは、すごいものだなあと、しみじみ。 来週のこの町はもう、春を告げる左義長まつり。 おひなさまの季節も終わるのでしょう。 寒い日だったけれど、春少し前の静かな町なみを楽しめて、よかった。 いつかまた、いい気候の時にも訪れたいなあと思いました。 ・・・・・ 帰ってしみじみながめた、わたしのおひなさま。 苦労して縫った、小さな着物の肩上げ。 不揃いな縫い目もまた、愛おしく思う。 寒冷前線! 3/10 久しぶりに、ちょっと遠出をした日曜日。 ずっと行きたかった道の駅と、そこから意外に近いことが分かった、 やはりずっと行きたかった町を訪れた。 気になる天気予報は、なぜか、その地方だけ雨。 予想最高気温は、16℃。 まあ、その気温なら、しとしと雨でしょう。。とたかをくくり、傘は車に2本あるし、 (前日、23℃まで上昇した気温のせいもあり) もうそろそろダウンはいらんやろ〜と、でもまあ、一応セーターは着とく?と、 オットーは薄いジャンパー1枚で、わたしは、セーターなし+厚めの綿コートで。 (子どもたちは幸いにも、いつもとおんなじ格好でした) 道の駅についた頃、車が示す外気温はまさに16℃。 あったかいなーと言いながら、いちご狩りに向かう。 なまあたたかーいハウスの中で、甘いいちごを満喫。 ・・・おなかがいっぱいになってきた頃、北の空が真っ黒になっているのに気付く。 「何あれ?」 そして風がびゅうびゅう吹きはじめる。ハウスのビニールがうなる。 「すごい風!」 そしてぱらぱらと雨が降りはじめる。 「あー雨降ってきた。でも、道はあんまり濡れてないよ?」 ちょうどいい時間だったので、ハウスを出て、建物の方に移動。 そこで特産品を見ているうちに、ものすごい風雨に! そのまましばらく雨宿りをして、外に出たら…寒い〜!!! 「今日の最高気温16℃って、もしかして…」 まさか午前中が最高で、下がっていくパターンとは…。 天気図を見てくればよかった…。(←気象庁のHP好き) けれど、あの黒雲と強風に雨…あれが、 天気図上にのびている、とげとげ付きの線なんだ。 目に見えない前線が頭上を通過していったのを生々しく体感して、 ひとり興奮していたわたくしでした。 (あとで天気図を見たら、まさに寒冷前線の真下にいたことが判明。) それにしても…その後の気温の急降下っぷりったら! 車に戻った時には、外気温は6℃…ひええ。 移動した先ではさらに嵐のような風雨の中、5℃以下になっていきました。。 ダウン。要ったな…。
雨あがりの夕方。 帰りのPAで見た、天使のはしご。 全天に広がる神々しい光の道。 影があるからこそ、光の美しさが、目に、心に、染みてくる。 「何持っていく?」 3/9 坊ちゃんたち、お出かけの車で退屈しないよう、 何を持っていくか相談中。(しみじみ…大きくなったものよ。) お互いにあれこれ、思いつくままに提案する。 小さい坊ちゃん 「オセロとかは?」 大きい坊ちゃん 「オセロか〜。埋まったら終わるしな〜。」 小さい坊ちゃん 「将棋は?」 大きい坊ちゃん 「将棋〜?!オセロはマグネットやけど、将棋は揺れて動くやろ〜。 歩兵がかたかた移動して、どっかに行ってしまうやん!(爆笑)」 小さい坊ちゃん 「そうか。(笑)」 大きい坊ちゃん 「『ここに置いた!』とか言い合って。勝負つけへんで〜。」 将棋のこまが、振動でかたかた移動するっていう予想図もおかしかったけど、 「オセロはマグネットやから」できる、っていう前提も、微妙〜に可笑しいよね…。 だいたい、揺れながらゲームして酔わないのか、そこのところがまず疑問です。(笑) 結局、、、大好きな『宇宙兄弟』の未読巻を持っていくことにしたんだそうな。 どっちにしても、酔いそうだな…。(←わたしの見解) 背くらべ 3/9 スイセンはもう、10輪以上が花開きました。 そして、なんて背が伸びたんでしょう! (隣の「おやゆびひめ」のイヤープレートが小さくなり、全体が入るくらいに。。) 押しあいへしあい、みんなで背くらべしているみたいです。
毎日見守っていて、気付いたことがひとつ。 最初は葉っぱかつぼみか、分からないくらいの厚みで上がってくるつぼみ。 徐々にふくらんで、ほのかに色づいて…時が来たら、首をかしげながら開いていきます。 その時、つぼみを包んでいた皮(苞?)の部分が、分かれていくのです。 そして、花が無事に開いて、しばらく経つと、たまねぎの皮のように、枯れていく。
今まで、この茶色い皮がなぜ、咲き誇る花の元にくっついているのか分からなかった。 実は、生まれた時からずっとつぼみを守ってきたものが、 仕事を終えた姿だったんだと知りました。 ・・・・・ 検索してみたら、やっぱり、"苞"で合ってるみたい。 文字のとおりに、咲くまで大切に包まれているんだね。 スイセンの開花の瞬間を書いている文章にも、いくつか出会いました。 どれもとても温かくて優しくて、花への愛に満ちていて、、、心なごみました。 「おくるみ」っていう表現、よかったなあ。。(にこ) でんき? 3/7 台所をしていたら、坊ちゃんたちが書き方から帰ってきた。 わたし 「今日はなんていう字やったん?」 小さい坊ちゃん 「○んき。」(←水の音で聞こえない) わたし 「電気?バランス難しそうやなあ。」(←習字門外漢の勝手な憶測) 小さい坊ちゃん 「ちがう!げんき!」 わたし 「ああ〜元気か〜。なんかおかしいと思ったわ…」 ウケつつも、「元気」って! 長くやってるわりにえらい初歩的やなあ〜と、違う意味でもウケてたわたくしでした。。 青空とクリスマス・ローズ 3/6
外では、クリスマス・ローズが次々に開花しています。 いちばん好きな白。うすきみどりのグラデーションが美しい花芯。 昨年、ほとんど手入れできなかったなか、 元気がないのがかわいそうで植え替えたのが、この花でした。 葉っぱが大きく、元気になって増えたな、と感じていた昨秋。 ここ何年も3つ4つくらいしか咲けなかったのが、 今年は14もつぼみがついていて、びっくりと同時に、とてもうれしい! 気持ちを向けること、お世話をすることの大切さを、しみじみと感じる。 時を越えて、それに応えてくれる植物たちに、心からありがとうといいたい。 花畑 3/6 あれから数日のうちにどんどん開花して、窓辺はすっかり、花畑になりました。 咲きながら、すくすくと背も伸ばしています。
そして、葉っぱの足元に埋もれて、たくさんのつぼみが隠れています。 見えているだけで、7つくらい! まだまだのぼってきそうで、とても楽しみ。 夜はうつむきかげんの花も、お日さまが照りはじめると、 そっちに向かって顔を上げる。 植物も、人の心も、同じだな…と、胸が熱くなります。 たくさん咲いてくれて、ほんとにありがとう。 よかったね 3/5 大きい坊ちゃんの、あの、パキラの観察日記。 学校で金賞をいただいていたのでしたが、それをさらに、 学校から「図書館を使った調べる学習コンクール」に応募してもらったそうで、 名古屋市から奨励賞をいただいていました。(昨年末) (どうやらあの時、先生がたが「いいねー」と話しておられたのは、 このコンクール応募作品の選定だったようです。。) 先日、坊ちゃんは教頭先生に呼びだされ(!)、どきどきして行ったらば、 「学校だよりに載せてもいいですか?」という確認だったらしい。(笑) そして、その学校だよりが今日、我が家にやってきました。
坊ちゃんと一緒に応募されていた、生き物博士の友達の作品が、 なんと名古屋市優秀賞→全国の奨励賞をもらっていました! 彼の研究(スズムシの鳴き分け研究)は本当にすごくて、内容も緻密で写生も巧く、 「これは大学生の論文ですか?」と目が点になる仕上がりだったのです。 (お母さんは、「前日にぎりぎりまで書いてたのよ!だから、汚いのよ!」と言ってたけど。笑) そう、あの、ウエストポーチにリアルコオロギを入れていた、彼です。 先生がたからも「4組の虫博士」(笑)と呼ばれ、質問される彼。 坊ちゃん、仲良しのお友達と一緒に、学校だよりに並んで載せてもらえて、よかったね。。 それぞれ、植物と虫への愛が感じられる(ここがミソだね)、ふたりらしい研究でした。 おまけ、 アシスタント(当時)だった、小さい坊ちゃんの作品・「けしかす」。(爆笑) これもつい最近、坊ちゃんの心の友に写真を見せたら、大ウケしてました…。 深層心理の真相は… 3/4 ここに、一枚の写真があります。
ちょっと動いてしまっていた、三姉妹。(笑) この図を目にした時、ふと、彼女たちの会話が聞こえる気がした。 わたしには、上ふたりの姉妹が、妹について、 ちょっとひそひそ話をしているように見えたんです。 妹に聞こえては都合が悪いこと(批判みたいな)を。。 または、下の妹に何かサプライズをしようとしていて、 相談しているかのようにも。 とにかく、ひそひそ話と、孤立感…を感じました。 これって、わたしの思考パターンや心理状態の投影ですよね。 (これをふだんは、周囲の人にも無意識にやってしまっているわけなんでしょうが… 相手が人形だけに、それがよく分かる。) 実家にいた頃、家族の感情と関係がとても苦しかったのを思い出す。 心の深層に埋めこまれた感覚が抜けずに、 外側の世界を見る色めがねになってしまっているのでしょう。 ちょっと悲しくなって、小さい坊ちゃんに聞いてみた。 わたし 「なあーこの子たち、、、今、何話してるように見える?」 坊ちゃん 「えー。うーん。そうやなあ…」 ↓ エリーナ 「最近、出番ないわねえ…」(爆笑) ターニャ 「そうねえ…」 ジャンナ 「・・・・・」(←ぼーっとしてる) 坊ちゃんよ…あなたの深層心理は、どうなってるんでしょう。(笑) ・・・しあわせであれ、楽しかれ。 おひなさま 3/3
小さい坊ちゃんが、おりがみで折ってくれました。かわいいー。 おりがみも、はさみを入れるくらいになると、 ちょっとずつずれていってしまい、けっこう難しいです。 坊ちゃんのほうがすっかりわたしより熟練工?で、教えてもらいながら、 ほかにもハートを作ったり、箱を作ったりしてました。
そしていつもの、おひなさま。 台座とセットにすると、、、小さい坊ちゃんとわたしの、共同作品? やさしい花 3/2 朝起きて、どきどきしながらカーテンを開けたら。
そう…球根は、水仙でした。 昨春、小さな花があまりに可愛らしくて、思わず買ったひと鉢。 土が固くて良くなかったので、葉っぱが枯れた夏前に、球根を掘りあげておきました。 それを秋に植えそびれて、、、つづきは、先月書いたとおりです。 すくすくとまっすぐに伸びてきて、ほころびはじめると、首をかしげるつぼみたち。 明るい光をたたえて、次々と花を開いていきます。 花後の葉っぱで、翌年開花するための栄養を蓄えていた球根。 (それを教えてくれた、「猫のしっぽ…」のワンシーンに、感謝です。) あの時、てっぺんの、ちいさなきみどりを見逃さなくてよかった。 それに突き動かされるように、、、植えてよかった。 植えずに1年越えてしまうと、球根がしなびてだめになるそうだから… 窓辺はすっかり、春の庭。 やさしいきもちを、ありがとう。 ・・・今日の晩ごはんは、トマトハーブ鍋でした。 おやつでおなかがいっぱい…と言っていた小さい坊ちゃんも、ぱくぱく食べてくれた。 やさしい花たちと、やさしい味のごはん。 「猫のしっぽ カエルの手」からもらっていた、しあわせがたくさん。 季節の魔法 3/1 3月になりました。 楽しみに楽しみに、そーっとカーテンを開けて、びっくり。
なんと、昨日のつぼみが開きかけているではありませんか! 1ヶ月前には、たったひとつの芽が、ほんの数ミリ顔を出していただけだったのに…。 成長の速さに驚くとともに、それを促す季節の魔法に、 ただただ、感動するばかりです。
「猫のしっぽ カエルの手」最終回のエッセイ 、"四季の庭"をきいた時、 ひとつのちいさな芽にちいさな希望をもらったことを思い出し、 心の深いところで感じていたことに、光を与えられた気がしたのでした。 |
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