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一歩



この胸の痛みはなんだろう
さわさわと流れる小川のように
密かに心を疼かせつづける
この胸の痛みはなんだろう

ほんのわずかの道のりも
ともに歩いた日は確かにあった
それらもすべて
今と同じ速度で後ろへと流れる
さよなら
さよなら
もう二度と交わらない道を
振り向かず行くしかないのだから
強く
強く
ありたい

ささやかな胸の痛みを抱いて
踏み出そう新しい一歩
心の疼きが心地よく
すきとほった風になる 時をめざし