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初雪だるま  12/27

朝起きたら、給湯器に現れていた雪だるま。
今年も忘れずに、働いてくれています。
気温が下がった朝、外はうっすら雪化粧。
舞い降りてくる雪が、葉っぱにふわっととまります。


肉眼でも結晶が見えそうで、思わずカメラを近づける。
溶けかけた雪が、隣の氷のかけらと手をつないでいるようです。


クリスマスまで1週間をきってから、畑で作った今年のリース。
わらを三つ編みにした土台に、もみやヒバの葉、松ぼっくりをつけ、
リボンやコットンを飾ります。
赤い彩りは、南天の実と唐辛子で。
クリスマスを過ぎたら、リボンを金銀の水引に替え、
千代紙で折った扇子や鶴を飾りつけ。
立派な稲の穂がお正月寄りの雰囲気ですが、
飾るものは赤い実や常緑の葉・松ぼっくりと、
そんなに違わないことを発見。
実りへの感謝と新年を迎える喜びを重ねて、
昨年からは、和洋折衷バージョンで楽しんでいます。



その正体は…  12/20

我が家のおよそ北東の角、鬼門と呼ばれる場所に、
南天を買ってきて植えたのは、おそらく2014年のことでした。
庭とも呼べない狭い通路の、固い土を掘って植えた南天は、
それでも、ゆっくりと時間をかけて大きくなっていきました。

毎年、最低でも2回は葉を落とさないと、茂りすぎて敷地をはみ出すくらいに、
元気いっぱいの南天でしたが、一向に実がならず、いつもがっかりしていました。
初夏に花は確認できても、実がならなかったり、
夏に全部実が落ちてしまったりで、完熟することは一度もありませんでした。

いつになったら、あの美しい赤い実をつけてくれるのか…と、
汗だくで剪定作業を繰り返す幾年かが過ぎ、
ようやく今年、実らしきものがぱらぱらと!

さあ、いつ色づいてくるか…と、心を浮き立たせながらながめること数ヶ月。
しかし、待てど暮らせど、色づかない…それどころか、
いつの間にやら日焼けして、一部の実が茶色くなってしまいました。
12月も末となり、本格的な寒さが押し寄せていよいよ、
ああ、これはもう色づかないのだ、と…気づいたのです。


何が間違っていたのかは分かりませんが、この木はおそらく、「白南天」。
確かに、「赤」の札がついた苗木を買ったはずだったのに。
どんなに待っても、あのたわわな赤い実はつかないと、
密かに楽しみにしていた小鳥はやってこないと、悟りました。
残念だけれど、それでもようやくやってきた実り。
「しろいとりことり♪」に見つけてもらえるかなあ。。



消音ユニット修理完了  12/14

ストリートピアノの刺激を受け、遅い時間にピアノの練習をしようと、
久しぶりにつないだサイレント機能が、先月壊れました。
(ある日突然、電源が入らなくなった)
一度修理したかすかな記憶があるうえ、取り付けから23年半の経過を思い、
もしかしたら、もう修理は無理かもしれないという諦めも持ちつつ、
10月に来てもらったばかりの調律師さんに電話をして、その旨を伝えました。
説明によると、メーカーが、生産はしていないものの、
まだ修理を請け負っているということで、とりあえず修理が可能かどうか、
アダプターと一緒に送ってもらうことになったのです。
(アダプターは生産終了品のため、それが原因だともうだめだとのこと)

それが約1ヶ月半の時を経て、無事に修繕され、戻ってきました。
調律師さんが元どおりに取り付けてくれ、ヘッドフォンをして弾いてみると、
以前は割れていた音が、とてもクリアに聞こえるようになっていました。
電源だけでなく、他も傷んでいるところをチェックしてもらってきたのでしょう。
劣化した部品を交換してくださったとのことでした。
修理費はかかりましたが、新たに取り付けることを思えば、雲泥の差です。
(修理不可なら、つけ直しは考えていなかった)
まだしばらく、このサイレント機能と一緒に過ごせることが本当にうれしくて、
ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
わたしの細々としたピアノ生活に、ずっと伴走してくれるサイレント。
これからも大切に、使います。



ひかりのみち  12/12

天から降りそそぐ光が、厚い雲のすき間をくぐりぬけ、
地上に向かってまっすぐに橋をかける。
天頂から全天を抱くようにかけられた、天使のはしご。




さようなら換気扇・こんにちは換気扇  12/9

一昨年の秋、メインの一口がつかなくなったコンロを交換したのですが、
今年はついに、換気扇を交換することになりました。

苦節18年、壊れない換気扇といえど、やはり寄る年波には勝てず、
隅にこびりついて取れなくなった油や、その下で縁から腐食している金属など、
掃除をしても取りきれない汚れと、酸化した油のにおいに負けたのです。
(換気扇の下にいくと、変なにおいがする)
入/切しかなく、強弱の調節がきかないこと、
そのスイッチが油で動きづらくなってきたこと、なども重なりました。
フードをはずしてもらうと、意外に奥は汚れていなくてびっくり。
ふだん煮物炒め物が中心で、揚げ物の機会が少ないうえに、
フィルターカバーを定期的に交換し、重曹で汚れを落とす、を繰り返してきて、
18年、よくここまで頑張ってくれたなあと、感謝の気持ちでいっぱいです。
料理に、換気に、あなたのおかげで今まで、家族の健康が守られました。
ほんとにありがとう!


そしてやってきた、新しい換気扇。(右)
フィルターはなくなり、プロペラもなくなり、強弱は3段階あり、自動調節もあり。
油が落としやすい素材で、拭きやすく平らで、お手入れの操作も簡単。
さらには、コンロと連動して勝手に動きだすという、利口な換気扇です。
家族共々、どうぞこれから、末永くよろしくね。
ぺこり。

そうして最初に?この換気扇で作られた、坊ちゃんのお弁当です。


豪華のり弁当!