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ツユクサ  8/29

雨の朝のツユクサ。
名前のとおりに、つゆをいっぱいくっつけて。




おかえり!  8/26

「がんばっぺし陸前高田」
たった3日間で大きな成長をとげた坊ちゃんに、感動。
交流団ユニフォームのポロシャツで、たくさんの思い出とともに。




見送り  8/24

台風がふたつも近づいて心配していましたが、思いがけずさわやかな晴天となり、
陸前高田交流団は予定どおりの出発となりました。
終業式後の結団式から始まって、夏休み中に準備をすすめてきたので、
よかったーとほっとひと息。
寝過ごさないかと前夜ほとんど眠れなかったのは、わたし。(笑)


早朝、市役所前まで小さい坊を送っていきました。
部活に行く大きい坊も一緒に。

見送りのあと、大きい坊ちゃんと一緒に喫茶店へ。
コーヒーで有名なお店が近くにあったので、念願叶って初モーニング。


名古屋に住んでいながらほとんど食べたことがない、名古屋セット。(笑)
ライ麦パンのトーストにバターをたっぷり塗って、小倉あんで食べる。
コーヒーは、ガラスポットにたっぷり2杯分!
大きい坊ちゃんは、卵やハムのドッグサンドとアイスミルクのセットにしました。
わたしのは分厚いので、分けあいつつ。

高くなった太陽とともに、坊は学校へ、わたしは家へ。
小さい坊は、セントレアから一路仙台空港へ。
無事の旅を祈っています。



Take the time  8/23

夜、用事をしながらちらっと目に入ったBSの番組があった。
アメリカの球場の映像が映り、そこはまるで映画「フィールドオブドリームス」!
とうもろこし畑に囲まれ、霧が流れて…
「すごい!ここ、本物?現存してるん?!」
そこからひきこまれ、ほとんどラストに近かったらしい番組に見入った。
監督らしきアメリカ人の男性が、家族連れの観客たちに向かって、ゆっくりと言う。

「たった3つのことばを覚えていてください。"Take, the, time."」
「どうか、子どもたちのために、時間をとってください。
 息子さんとキャッチボールする時間を持ってください。
 娘さんと、おままごとをする時間を持ってください。
 そして、世界でいちばん愛していると、伝えてください。」


映画にそっくりの球場の映像がなかったら、耳にひっかかることもなかっただろうことば。
野球観戦の場に出てくるとは、思いもしなかったことば。
どういう流れでこういう話につながったのか、まったく分からないけれど、
あまりに重要で、温かかったから。不意打ちで涙が出そうになった。

そう。この3つのことばに、世界をよくするための、すべてのかぎがある。
時間を共に過ごすことでしか伝えられない、目に見えないもの。
わたしも、忘れないでいよう。
"Take the time."

番組名は、
「大越健介 メジャーリーグをゆく〜知られざるアメリカの素顔〜」でした。



草みたいな緑いろ??  8/23

なんとなく、両手を伸ばしたままうろ覚えの太陽礼拝をして、
目の前に座っていた小さい坊に、
「いじゅみて!太陽礼拝。」と言ったら、
「ママの手に!二の腕?ひじのうしろに、草みたいな緑いろがついてる!」
と指差すので、びっくりして手を見る。
「えーっどこ??」
「左!左の手の、裏!草みたいな緑いろのしみが!」
「手の裏?」
「もっと上!ひじの、うしろのほう」
「えーっ…あっこれ?これ…」
腕をねじって見つけた瞬間、「草みたいな緑いろ」の正体が分かって、大ウケ。
「お、覚えはないけど、どっかでぶつけた打ち身やで…(爆笑)」
「そうか…(笑)打ち身って、そんな色なん?」
「治りかけると薄くなって、だんだんこんな色になるねん。」

坊ちゃんがびっくりして叫ぶので、わたしもびっくりしてなんの染みかと思ったら…
それにしても、「草みたいな緑いろがついてる」って、面白すぎる。(笑)
いつぞやの、「馬の耳の長いバージョンで、はいいろ。(=ロバ)」と似ているような…。
あれから何年経っていることやら。(笑)

そんな坊ちゃん、明日から、名古屋市の中学生代表のひとりとして、
岩手の陸前高田市へ、交流訪問に出かけます。
元気に出発して、元気に帰ってきてくれますよう、
そして、たくさんのすばらしい出会いがありますよう、心から、願いつつ。



ぼくのおあそび  8/22

小さい坊ちゃん、包装資材(のようなもの)が転がってると、何かせずにいられないらしい。
パンやさんで袋をとめてあるねじねじのワイヤーや、
メロンなんかの下敷きになっている、丸いかたちの厚紙や、
みかんの入っているオレンジ色のネットや…。
これを我が家では、「ぼくのおあそび」と呼んでいます。(笑)
今日は、届いた桃の緩衝材で。


こんな具合に…。
そして「捨てないで」と…。
いくつやねんきみ…。(笑)



草刈りのあとで  8/20

お隣の駐車場の防草シートと我が家のブロック塀のすきまから、
ものすごい勢いでミントが(笑)伸びに伸びて、ムシたちのパラダイスと化し…
(ミツバチ、シジミチョウ、バッタ、その他もろもろ…)
蚊も出るし、仕方がないので、ちょっと刈りこんでみました。
全部なくしたらムシたちも困るだろうと思い、ミントは大きなひと株を残して…
(後日、案の定そのひと株に群がる小さなムシ、ムシ、ムシ…)
そうしたら、我が家のフェンス内のツユクサも、
すごい勢いで草むら化していることに気付きました。
(ミントに隠れて見えていなかった。。)


雑草は思いついたらひいているのだけれど、ツユクサは花がかわいいので、
ついつい、残してしまって…6月ごろから咲きはじめ、今年は早いなあと思っていたら、
つる性らしく、どんどん群生。ぐんぐん伸長。


晴れの日

曇りの日

それでも、近くに降りてのぞいてみると、日によって、天気によって、
色の見え方が微妙に違う、可憐な花をたくさん咲かせていて…
花が小さいので、遠くから見たらただの草むらなのだけれど、
やっぱりこの可愛らしさに負けて、もうしばらく放置することにしました。

この中に、あのアマガエルも潜んでいるのかもと思いながら…。(笑)



トリたちの会話  8/19

朝早く、ごみステーションまで歩いていると、
左側のマンションの上のほうから、きいきい!と大きな声がする。
気にせず歩いていると、今度は右側の住宅のうえから、きいきい!と声がする。
見上げたら、両側の建物のてっぺんに一羽ずつ、大きなヒヨドリが。(笑)

左 「きいきいきい!」
右 「きいきい!」
左 「きいきいー!」
右 「きいきいきいー!」
・・・・・
わたしの頭上で飛びかう会話。(笑)
道をはさんで向きあって、交互にことば(?)を交わすのに気をとられ、
声がするたびに右、左、と空のほうを向いて、あやしい人になっていました。

あの声だから、「おはよう!」とかさわやかな感じじゃない。
いや、内容はともかく、ダミ声の奥さんたちみたいな?(笑)
何しゃべってたんだろうなー。



『水のかたち』 読了  8/15

先月からみじみじと読みすすめていた小説が、
後半に向かうにつれどんどん面白くなり、下巻を一気に読み終えました。

骨董(がらくた?)も扱っている喫茶店で、古い文机に魅かれた女性が、
自分の50歳の誕生日祝いにそれを手に入れたくて、
喫茶店の女主人に買い取りを持ちかけるところから、物語が始まります。
足を付け足してしまったせいで、骨董としての価値はないものだから、
それはただであげるよ、まだ2階にもがらくたのようなものがたくさんあるから、
好きなものを持っていってと女主人に言われ、
自分の直感で気に入ったものをふたつ、机のほかにもらって帰ります。
この、がらくたと思われた骨董品が、思いがけない多くの出会いをもたらし、
専業主婦である彼女の平凡な人生が、大きく流れはじめるのです。
冒頭からすでに、シンクロを感じずにいられない筋立てが併走し、ひきこまれました。

まだ読み終えていない下巻を持って旅に出た先で偶然、
未読部分に出てくるようなジャズ喫茶に遭遇したり、
やはり作中に登場するのと同じ、シフォンケーキに偶然目をひかれて注文したり、
(しかも、焼きたてのシフォンを冷ます場面まで店内で見たり)
不思議なつながりがたくさんあって、読みながら、驚きながら、読了。


旅の途中、そして読書途中、で出会った、静かなジャズ喫茶。
(なんと、清水ミチコの実家のお店。)
読み終えて、わたしも喫茶店やりたいーと思った。(笑)
おうちで、喫茶店ごっこでもしましょうか…。

『水のかたち』は、先月、文庫の新刊として山積みされていたのを発見。
(3年前に単行本化されていて、さらにそこまで、5年かけて連載されていたらしい。)
久しぶりに宮本作品を読みたくなって、帯で内容を確認し(重くないかどうか)、
読みはじめたら、面白さのあまり、止まらなくなりました。
そして同時に、「読み終えるのが惜しい」気持ちにもなり、一気に読まないように…
そんな小説に出会ったのは、本当に久しぶりのこと。
"つながっていく幸福の連鎖"---穏やかななかにぴりりと辛味もあり、
ひきしまるような力強さもあり、善きちからをくれる、そんな物語。
読みすすむずつ、各所でじわりと心に染みるものがあり、
重層構造の物語が絡みあってクライマックスに入ると、どーんと胸に響く音楽のようになり、
それはまさに、作中で象徴的に出てくる「白糸さん」の滝の水のようで。
湧き出る細い水の糸が集まり、長い時間をかけて、やがて大きな流れになっていく、
そんなふうに、物語はすすんでいくのです。

後半にいくにつれて、作者が饒舌になっている感がありましたが、
すでに読者と親しくなった登場人物たちの対話のなかで、
それが自然に、嫌味なく語られます。それも、なんともいえない、独特の美しい表現で。
そして胸を打つ、見事なまとまりをもって、物語の幕が閉じられる。
こんなふうに、頭の中で直接、映画が上映されたかのような、
極上の小説を読んだのは久しぶりだなあと、しみじみしました。
『流転の海』シリーズの重さに耐えかね(笑)、ずいぶん遠ざかってしまっていましたが、
宮本作品をまた、読み返したくなりました。
今までも何度も読み返した、大好きな作品たちを。
読みすすむほどに、じわじわと伝わってくる人物たちの温かさ。
映像のように頭に克明に描ける、場面づくり、設定のていねいさ。
やっぱり、好きだなあ。
ああ〜・・・すばらしかった。
わくわく、どきどき、充足感いっぱいの読後感。ごちそうさま。



ヤッホー  8/12

標高2702m〜気温14℃の地より、軽登山中に。
風が強く、手先は冷たく、耳が痛い。


さらに途中で動悸が激しくなり、気持ち悪くなってきて、あと少しのところで断念…。
帰宅後、古いスタンプ帳を確認したら、
今回よりさらに上の登頂記念スタンプが押されていて(34年前)、悔しくて、残念。
年のせいにせず(!)いつか元気に?なって、リベンジ登山に臨みたいと思います。


おまけ、山から帰ってスリムになったペットボトル…。(笑)



えっ…  8/12

早朝、水遣りをしていたら、ぴょーんと飛び出した大きな子。
ばった??と思ったら…


ばったじゃなかった…。なんと!かえる!
隣の敷地も舗装されてしまった今、なぜあまがえるがここに…。
わずかな自然のなかで、こっそり隠れて暮らしているなんて。
そして今まで、まったく出会わなかったことにも驚き。


そーっと、おしりからも記念撮影。(笑)



お騒がせ野郎  8/11

朝方、大きい坊が寝ているわたしに声をかけてきた。
「ママ!いじゅがいない!」
「ええっ。トイレじゃないの?」
「ずっといない。2時間くらい、帰ってこない。」
飛び起きて、部屋じゅうみわたしたけれど、確かに小さい坊がいない。
ほかの部屋はクーラーがきいていないし、まさに熱帯夜の状態。
あわててリビングに出て、暗闇に目をこらすと、ソファのうえに誰か転がっている…。
おでこのあたりをさわってみると、汗でびちょびちょ!首も!背中も!
大あわてで、「いじゅ!いじゅ!なんでここで寝てるの」と起こしてみたら…。
「ああ??…寝てたら、せまくなって、暑いなーと思って、こっちに来たら、
 もっと暑かった…。でもそのまま寝てた」(爆笑)
「もう〜」
まだ夜も明ける前から、行方不明か熱中症かと大騒ぎさせて…。
寝ぼけてただけか…。



ごろごろ会話  8/7

オットー飲み会の夜、片付けもお風呂も早くすんで、
寝床に入った子どもたちの横に、一緒に転がりにいった。
会話をきいていたら、よく外食するお店の名前を挙げては、
頼むことの多い好きなメニューは何か、ふたりで言いあっているという(笑)
なんともかわいらしい、穏やかなやりとりをしていて。。
「じゃあ…○○やったら?じゅんは、ステーキセットかなー。」
「いじゅは、、、ハンバーグセットやな。」
「つぎ…○○食堂やったら?じゅんはー、もやし炒めとって、肉じゃがとって…」
「いじゅは、かぼちゃの煮物とって、高野豆腐とって、それから…ハンバーグ。」
「いじゅ、ハンバーグ好きやんなー。」(←わたしのつっこみ。笑)
「えっと…○○寿司やったら?まず、いなりとって、まぐろとって…」
「たまごとって、いくらとって、かっぱと、鉄火とって。」
「コーンは?」(←わたしのつっこみ)
「そうやコーン!サラダ巻も、最近じゅん好きやで。」
「○○飯店やったら?」
「いじゅはー、だいたい、みそラーメンやな。それか、ふつうの、ら〜めん、ってやつ。」
「じゅんは、天津飯か、天津めんが多いな。」
「チャーハンは?」(←わたしのつっこみ)
「チャーハンは、ちょっとボリュームがないから…(笑)チャーハン頼むなら、
 ら〜めんとセット、とかかなあ。」
「それから…あっ、○○は?じゅんは最近、チキン南蛮定食やな〜」
「あーチキン南蛮、はまるよなー。デラックスチキン南蛮て!
 コロッケとウインナーがついてるだけやし。…爆笑…
 いじゅはハムカツ定食頼もかなーって思うねんけど、いっつもパパがハムカツ頼むから…」(笑)
「そういう、本音のところききたいわー」(←わたし。笑)
バイキング式のお店では、「これは、いつもとる」という料理を3人で挙げてみたら、
お互いの定番を知らないもんだなーということを発見。
(自分でとって食べるのに必死で、ほかの人のお皿をあんまり見ていない…。笑)
「じゃあ・・・・・あっ、○○は?」
・・・・・・
合間にも、あっあれなーとか、そうやな!とか、あれこれ楽しくしゃべりながら、
でもどこか静かで、穏やかで。
ふとんでごろごろしながら、
以前はあったけど消えてしまった、好きだったメニューのことや、
「あの時は、○○食べてた」「あんな店あったな」という記憶や、
思いつくままの、他愛ない会話。
小さい頃となんら変わらない、無邪気なやりとりに癒される。
眠りに着く前の、優しいひととき。



「ちゃんぽん食べたか」 終了  8/2

5月の終わりから毎週末、楽しみにしてきたドラマが終わりました。
今季は珍しく、連続ドラマを3本も並行して完走しましたが、
気付けばすべて、「食べること」に関わっていました。(笑)
その、最後の最終回だったNHK・「ちゃんぽん食べたか」。
気付けば坊たちは原作本をさっさと読破し、エピソードに異様に詳しくなっていて…。
ドラマ後半は、息をつめて集中して見入る真剣さでした。

日常の何気ないできごとの積み重ねと、その先にある未来への不安と苦悩。
それをともにして生きるひとびとの、どれもがなんと優しく、あたたかかったことか。
昭和40年代後半、どこかのどかな時代背景のなかで、
役者さんたちの演じる素朴な空気感と、体温のあるつながり。
そして、それぞれの場面に寄り添う渡辺俊幸さんの音楽。
エンドクレジットのメインテーマと、アルバム風の写真には、毎回涙腺がゆるみました。
なんともいえない、温かいもので胸がいっぱいになるドラマでした。
・・・NHK、バンザイ!



第一回 大日光浴祭  8/1

快晴、最高気温38.4℃、午後1時。
我が家のぬいぐるみたちの、第一回・大日光浴祭(小さい坊命名)が開催されました。
奇しくもこの夏いちばんの暑さのなかで、ムシがわきませんように!と、願いをこめて…。
そんなぬいぐるみたちのようすをご紹介します。