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編みパン…  3/15


携帯メールの着信音を、「なごり雪」から「卒業写真」に変えました。。
もうすっかり、そんな季節。。

2月からずっと、写真を取りこんでは加工・保存して放置、をくりかえし。
手帳にびっしり日課を書きこんでるせいか、日記は写真とともに放置状態で…

そして…
確か夏休みに当たり、休んだまま、これも1年以上放置していた「飾りパン(編みパン)」の授業、
やっとまわってきて、受けることができました。
この「編みパン」はクセモノ?で、ものすごい手間と時間がかかります。
(絶対、家でひとりではやりません。もとい、やれません。)
なので、今日は覚悟のうえで。。
講師のときも一回やりましたが、編み方すっかり忘れてました。(笑)


「大変だったよー」ときいていたけど、「たつのおとしご」と「ハート」を作った時点で、
「楽勝!」と思ってました。(まさか、テキストのパン全部作るとは思わなかった)
そしたら、「30g分割5個。5g分割20個。35cmと30cmにのばして…」
延々、続くじゃありませんか。。
5本編み、6本編みの世界ですから、その「パンのひも」を作る作業は地道以外の何物でもなく…
2人ひと組の合作「とんぼ」・「サターンの星」、6人合作の「ひまわり」。
「ひまわり」はオーブンのなかで温風に吹かれ、破壊してました…(笑)

疲れ果て、おなかもすいて、でもこれら、飾りパンだから試食もできず!
破壊したひまわりの花びらと、お楽しみメニューのフィナンシェ、
もう1種類作ったパンとコーヒーをいただいて、ちょっと休憩…ふう。
3時間、立ちっぱなしで頭も手も使いつづけ、ぐったりでした。



雪山  3/14

子どもたちが、子ども会のお別れボウリングに行ってしまったので、
手持ち無沙汰なオットーとふたり、買い物にでかける。。
着くなり「じゃ…」と、うっかりおもちゃ売り場へ行こうとするオットー(笑)
「違う違う!今日はおらん!」
ま、目的は、お酢とお茶だけなので、お昼でもどこかで食べて帰る?と話しながら、食料品売り場へ。
売り場入り口に、お弁当が並ぶ。
(お天気いいし、お弁当買って、どっか公園で食べてもいいけどなー。でも、今日は子どもおらんし…)
そんなことをぼんやり考えながら、売り場に入っていくと、オットーが、
「まあ、お弁当買っていって、○○公園で食べてもいいかなー。とも思ったけど、
 今日は子どもおらんねんよなー。」と。(爆笑)
わたしの心の代弁者かきみは。。
このへんのシンクロ具合が、毎度ながら笑える…
こないだも、テレビのCMを見ていて、ふっと
「なんであの子たち(とあるタレント)が、この歌を選んだのかが分からへん。。」とつぶやいたら、
(このせりふには、かなり省略された○○、とか、△△、とかがあるにも関わらず)
おんなじことを考えていたらしく、オットー爆笑…ってことがありました。
まさに、以心伝心??
というか、思考回路がおんなじってだけか。。
オットー曰く、「おんなじもん食べてるから。」らしいです。
(↑「夫婦はおんなじもん食べてるから、顔似てくるねん。」というわたしの叔母のことばより)

結局、予定どおり(?)お弁当を買って、近所の小高い公園にのぼって、お昼にしました。
その時、北東方向に見えた、雪山。


光学12倍ズーム、大活躍(笑)
地図で見ると、中津川方面の山なんだけど、なんていう山なんだろう。。
高いところから町を一望して、遠く雪をかぶった山を見ていると、
心からふーっと力が抜けていくような気がします。

そういえばここは、昨夏の終わりに夕焼けを見た、あの公園です。
あの時の空も。。とってもきれいだったなあ。



おにぎりひとつ  3/13


ちょっと寝不足のところに飲んでしまい、たいした量でないのに、
久しぶりに(というか、二十年ぶり?)「げぶげぶちゃん」に。。(←かなり懐かしい当時の造語)
吐き気と悪寒で寝つけず、悪循環にもまた深夜に床に就いた翌日。
頭と胃が重く、二日酔いというには軽いけれど、明らかに、逆に呑まれた状態。。
雨のいちにち、死んだ魚のようになって、子どもたちも引きこんでお昼寝。

夕方もぞもぞと起きだし、何も食べてなかったなーと冷蔵庫を開けると、
夕べの宴会でもらってきたおにぎりがひとつ、残っていました。
子どもたちに食べさせるうどんのだしをとりながら、ひとり、キッチンでそのおにぎりをほおばる。
これが…
じわじわと胃に、からだに、こころに、染みわたる。
なんだろう、この感覚は…
決して「食べていなかったから」ではなく、そのおにぎりから、伝わってくるものがある。
しみじみとおいしい、おにぎりは冷たいのになぜか温かい、
からだ全体にいきわたるような、癒しの感覚。
作ってくれた人に、心から感謝する。。そんな、おにぎりひとつ。
それは、、、わたしがひそかに「女神」とあがめて?いる人が作ってくれた、ものでした。
彼女は本当に、癒しの人なのです。

ありがたくて、お礼のメールをした。
「おにぎりに元気をもらいました、ありがとう。」
返事は、「えっ!普通のお米に、○○のふりかけを混ぜただけだよ」と。(笑)

その人のもつ空気が、そこにつまっていたのだと思う。
そして、こんなふうに、「心にしみてくるたべもの」って、あるな、としみじみ思った。
ときどき、そういう「たべもの」に出会うたび、
「モノ」として体に取りこんでいるんじゃないんだな、と、気付きます。
心にも元気をもらっていることを、はっきりと感じます。

だから…心を澄ませて、食べ物に関わりたい、と思う。
食べる人の健康を願って調理して、見えない元気をもらっていることを意識して、食したい、と。



なみだ  3/12


ふと気付いた…この1年、周りで誰かの涙を見ることが多かったこと。
それはみんな、それぞれに、それぞれの状況のなかで、つとこぼれた涙でした。
それをひとつひとつ、それぞれの状況とともに思い返して。。
涙はそのひと自身にも思いがけないもので、
そのひとの澄んだこころの、深いところから湧きあがる、
目に見えない気持ちの結晶なんだ、と、あらためて胸に染みた。
ひとのこころの美しい部分が、目に見えて現れるのが、なみだなんだ、と。
だから、そこには、そのひとの「真実(ほんとう)」がはっきりと、見える。
そのひとの本質が、そこに美しく光る。

春先のスーパーで。
引越しのすんだ空っぽの部屋の前で。
立ち話の道端で。
学校で。

それぞれに、それぞれの思いを抱えて。
一生懸命生きているそのひとのすがたを、なみだを、尊く、愛おしいと思う。

子どもたちの日々の涙とは少し違う、
わたしのこころに響く、なみだをたくさん、見ました。



衝撃  3/11


ひさびさの、「シャキーン!」ネタですが。

「どこ切る兄弟」・「どこ切る姉妹」のコーナーは、ついつい、引き寄せられて見てしまいます。
「どこ切る姉妹」、今朝の言葉は、

「か れ し お く れ る」
・・・・・・・・・・
分かりますね。(笑)分かりやすいですね。今日のは。

まずは、姉さんが切ります。うりゃーっ!!
「かれし/ おくれる」
彼氏、遅れる。
ここで…衝撃の画像がっ!!!

待ち合わせ場所で待っているのは、姉さん。そして、遅れてきた「彼氏」は…
なんと、、、「どこ切る兄弟」の、兄さんだったのですっ!!!!!

わたし「ええーーーっっ姉さん、兄さんとつきあってたんっ???」
子ども「えっ知らんかったん?前からやで。」
・・・・・・・・・・・

テレビから目を離さない子どもたちにしれっと背中で答えられて、わたくし、絶句でございました…
次、妹が切る。うりゃーっ!!
「かれ/ しおくれる」
彼、塩くれる。

ここでまた、衝撃の画像っ。
待ち合わせの喫茶店らしきテーブルで待っている妹のもとに、
塩の箱を持って現れたのは、「どこ切る兄弟」の、弟!!!

わたし「ええーーーっっ妹、弟とつきあってたんっ???しかも、帽子の模様おそろいやしっ!!」
子ども「せやで。知らんかったん?」

またもしれっと答えられ、二の句が告げない、わたくしでございました…

ふた組の兄弟カップルのことを、子どもたちが知っているのに、わたしが気付かなかったなんて…
嗚呼、不遜でございますっ。
今後、「どこ切る」兄弟と姉妹から、目が離せませんっ。
♪えっさーほいさー今日もざくっと、丸太切りっ。



はらぺこあおむし絵本ぱん  3/7

コンビニ・ジプシーのオットーが、嬉々として買ってきたもの。
それは。。
「はらぺこあおむし絵本ぱん」
『はらぺこあおむし』の絵本のイラストそのままに、
まるいパンが5つつながっていて、それぞれに、
「りんご・なし・プラム・いちご・オレンジ」のジャムがのっているんです!
オットー、「ちょっと絵本、取ってきて。」と。


もうほどけてばらばらになっているページを開くと、やった!
パンのパッケージと、おそろいです。。
家族みんなで、「いっしょや〜」と…。

それ以来、キャンペーン対象商品を買っては、レシートを置いていくオットーなのでした。。
(応募すると、「はらぺこあおむし」グッズが当たるんだそうです。)



「中日春秋」  3/1

我が家のとっている新聞の1面に、毎日載る小さなコラムがあります。
その名は、「中日春秋」。
言わば、朝日新聞の「天声人語」に当たるコラムです。
最近では、オリンピック関係の記事、少し前のもので、「ドギーバッグの是非」の記事、など、
心に残る内容も多く、含蓄のある文章構成にうなることも多いのですが。。

我が家のとある引き戸が、動かなくなった夜。
遅く帰ったオットーに頼んで、はずしてもらおうとするも…
一度はずれた時に、掃除したいとかややこしいことを言ったらオットーが嫌がるかなと遠慮して、
扉の下の部分のホコリを取らなかったのです。
そうしたら、もう、レールからはずれなくなってしまった。
おそらく、引き戸の下のコロの部分にホコリが巻きこまれてしまったのでしょう。
わたぼこりがフェルト布のようになって、扉の両端に敷きこまれていたので…
ちょっと悲しくなってきて、
「毎日レールのほこりを掃除機で吸ってるのに、ちりも積もればってほんとにそのとおりで、
こんな布みたいな厚みになって、ドアの動きを留めてしまうんやわ…
今日掃除したお風呂の排水口も、日々水を流しているだけやのに、
少しずつたまったドロドロやらホコリやらが集まって固まって、
つまってしまう日がくる…(←ここまで悲愴な気分全開)
でも!!!!!
そう考えたらっ、人のおこないも、まさに「ちりも積もれば山となる」で、(←ど、どうしたっ)
日々たいした進歩がなくても、見えない努力をちょっとずつ積みあげていけば、
なにかすごいことができたり、するんやろうかっ?!!!!」(←絶叫に近かった)
「ど、どうしたんママっ?!掃除の話かと思ったら、急に中日春秋みたいになって…」
ちゅ、中日春秋…
わたしもなぜ、こんな結末部分を口走ったか、分からないんですが…
オットーのつっこみがおかしくて、ウケました。
おかげで、悲愴な気分がなくなりました。愉快とまでは、いかなかったけど。(笑)