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さかだち・むー  7/31


夜。
坊たちを寝にいかせたら、「むーがさかだちしてるー!」と奇声が。
のぞいたら・・・うっ。してます!さかだち・・・
それも、支えなしで!
ねこちゃんの、おうちの上に。(笑)


おかしくて、おかしくて。あわてて、カメラを取りにいった!


がんばれ、むー!


ちなみに、我が家では「まみりちゃん」と呼ばれるさるぼぼちゃんがいるのですが、
(過去、坊ちゃんたちが遊び仲間にしていた、架空のお友達の名前。。)
今日、旅帰りに偶然見つけた、ちいさいむーを一緒にぶらさげてみました。
「うーん、癒される・・・」
オットーがうなっておりました。



新美南吉記念館  7/31


長いこと、行ってみたいなと思いながらなかなか行けなかった、
半田市にある新美南吉記念館。今日、初めて訪れました。


車で1時間ほどの場所なのに、どこかのどかで、田舎というほど田舎でないのに、
目の前には、青々とした田んぼや畑、山々が広がっていて。
今、ごんが現れてもおかしくない、そんな雰囲気の町でした。
記念館の特設展示が興味深く、また図書室もあったので、
長い時間をのんびりと、ここで過ごしました。
また、たくさん書物を読みたい気持ちに駆られていました。



凛凛子・ピンチ  7/27


夕暮れりりこ。
赤くなったのを、一気に収穫。
これで、通算9個収穫。


実は!
この日、留守にしているあいだに、カラスにやられたっ。
りりこ、ピンチ!
おかげで、一気に収穫する決心がついた。


いちばんひどかったもの。
あと、2つつつかれてた。
でも、半分にして、きれいな部分は食べました。


うーん、なかなか美味です。
ただし、皮はとっても固いです。。カラスがつつき破れなかったくらい。



時の流れとは…  7/22


一年に一度開催される、「本とあそぼう!こどもワールド」へ。
つまり、児童図書の、展示即売会なのです。
3日間催され、毎日それぞれ、違うゲスト、そしてイベントがあります。

そこでは売り切れていて買えなかったのだけれど、
学校でも読んだ、今年の全国読書感想文・課題図書が欲しいという坊ちゃん。
帰りみち、近所の書店にて購入しました。
そして、ふと、定番のあのマークに目をやってみた。
第53回。
思いたって、自分の時の課題図書を隣に並べてみた。
シールの色もデザインも、まったく変わってない!衝撃。


第24回。
24回!なんと!!
53-24=。。。。。
ワハハハハ…
坊ちゃんのは低学年、わたしのは中学年のなので、微妙なずれも、あります。


読書感想文とは別で、こういう推薦図書らしきシールも、当時はあったみたいです。(右↑)
子どもの頃は、図書館の本を全部読むんだ!と、
子どもらしい目標(?)を持ってましたっけね。。
おかげで、日常にかまけて本を読まなくとも、図書館や書店に入り浸っては、
背表紙を見ているだけでほっとする、そんな大人になりました。



ピアノ工場へ  7/16


台風通過でどうなるかと思ったけれど、朝には雨も上がり、
待ち焦がれた、一週間ぶりの太陽が顔を出しました。
まだ風が強かったけれど、予定どおり、隣県にあるグランドピアノ工場へ。
高速で1時間ちょっと、途中、浜名湖のサービスエリアで、浜名湖をながめて。
のんびり、お昼前にYAMAHA浜松本社に到着。
受付で予約の確認をした後、いったん昼食を取りに出て、見学30分前に戻りました。


YAMAHAの敷地内で。

YAMAHA来客会館脇の芝生

町全体がこんなふうに

音楽の町・浜松をアピール

見学のはじめに、会議室のようなところで館長さんの説明を受け、
YAMAHAの事業や歩みについての映像を見せてもらいました。
その映像の始まり…真っ暗な、石の家、部屋のなかでピアノを弾く、年配の女性。。
それはマリア・ジョアオ・ピリスでした。
ピリスの音楽教育の映像をバックに流れた、彼女の言葉。
ピアノ・・・全身の力を抜いて、ありのままに、自然体で、向かい合うこと、
特別な演奏家としてでなく、ひとりの人間として、音楽に向かい合うこと、
それを自分の生徒たちに、ただ伝えていくこと、を実践している、とおっしゃっていた。
涙が出そうになった。
それは、ピアノだけのことでなく、すべてについて、私が感じていたことだから。
無駄な力を抜いて、ありのままで、そしてそんな自分を認めて生きたい。
ピアノも、バドミントンも、まったく同じことなのだと、
体を動かすことで自分を知ることの、そして表現することの、修業をしているのだと、
最近痛感しているだけに、そのことばがなにより、胸に染みた。
忘れたくない、大切な言葉でした。

ピアノは、フルコンサートグランドなど大きなもので5年、
普通のグランドでも3年の歳月をかけてできあがるのだそうです。
そのうち2年〜は、ピアノの心臓ともいえる響板の調整なのだそうです。
わたしたちがこの工場で見たのは、最終工程=仕上げ・整調などのほんの一部。
すべて終わった段階で、それぞれの出荷先の気候に合わせた湿度調整室に分けられ、
1週間ねかせ、その後出荷準備に入るのだそう。
この日は、一年に一台、受注があるかないかの、「赤いピアノ」のふたを見ることができました。
エルトン・ジョンのモデルなんだそうです。
あとはもちろん、黒、茶。白もありました。

工場見学を終えたら、来客会館内の楽器を自由にさわっていいということで、
たくさんたくさん、楽器で遊んできました。
最新の「サイレント・チェロ」や、チェレスタ、ギター、バイオリン、そしてもちろん、グランドピアノ。。
フルコンサートグランド(1千万円相当)で、小さい坊ちゃんが、
今習っているミッフィーちゃんちのよびりん・「ぴん、ぽーん。」を弾いたのは、かなり、笑えました。
しっそー。らっふぁー。みっどー。
あと、大きい坊とわたしは、ねこふんじゃったの連弾ね。(笑)


今、わたしのピアノレッスンはひたすら、脱力の練習中です。
一音一音、確実に打鍵→脱力、ができているか、
両手の旋律を聞き分け、それぞれちゃんと歌わせることができているか、
簡単にさらえる曲をゆっくりゆっくり、耳で音の響きを確かめながら、弾きつづける毎日です。
出だしは明るい音色で。速度は変えず、前へ前へと旋律を押すように。休符を感じる。etc。
いろんな課題がつぎつぎと現れます。
目に見えない、「呼吸」や「音の空間」を感じることを学んでいます。
けれど、それを自分の指で作る、創りだしていくことが、ものすごく、ものすごく、楽しいのです。



つばめの子  7/13


あちこちでにぎやかに聞こえた、つばめのひなたちの声も、
巣立ちとともに、ずいぶん数が減ってきました。
そんななか、やっと(?)見つけた、まだいた!つばめの巣。
近所の、ゲームセンターの軒先です。


先週見つけた時は、まだ4羽とも頭のてっぺんがほわほわで、
まあかわいいのなんのって・・・大騒ぎしてしまったくらい。
くちばしと頭のてっぺんだけをつきだして、親が帰ってくるたび、
ぴいぴいとうるさいくらいにぎやかにしていました。
それがまあ!
今週になったら、もう頭のてっぺんが黒くなり、ほわほわは後頭部に下がっていってます。
ふわふわの白い胸毛をおしあいへしあい、きゅうくつになった巣のなかで、
それでも4羽仲良くそろって、こちらをつぶらな瞳で見つめています。
かわいいもの大好きな小さい坊ちゃん、大喜びしてにこにこ。
「ままー!こっちみてる!みんなこっちみてる!」
「かわいいねえ。うわあー、すごくかわいいねえ。」
来週には巣立ってしまう予感。。一度カメラを取りに帰り、かわいい姿を写真に収めてきました。


れいの短冊と、それをくっつけている、2才前の夏の小さい坊ちゃんの写真。
もうすぐ6さい。きみもまた、あっというまに巣立っていくのかな。



プラレール  7/10


先日、橋脚を買い足して、ようやく二段(?)の線路ができました。
坊たち大喜びで、複線レールと合わせて、同時に4台を走らせています。
駅も2階に作り、臨場感満点!
「まま!しゃしんにとって!」と言ってくるのだけど、
この迫力は、音ごとビデオに収めたほうがいいかもしれないね。。


むかーしむかし、まだ大きい坊ちゃんが小さかった頃、お母さん友達が集まった折に、
やはり電車好きの子どもたちがプラレールで遊んでいて、話したことをふと、思い出した。
「プラレールって、うるさいよねー」
「そう!うるさいよねー!テレビ聞こえないし!…でも、子どもにはこの音がいいんだろうねー。」
そのお母さんの言う、「子どもにはうるさいところが魅力」という意味が、
当時はあまり分からなかったのだけど、今、それが身に染みて分かる。
この、4台ががぁーーーっと走る音、同時に「山手線」の音楽と案内の声が流れて、
ものすごーーーくうるさい!!んだけど、これがものすごーーーく臨場感あふれていて、
わくわくするんだなあ。
・・・・・
うっ。
それはたぶん、今はわたしが、電車大好きになっちゃったからなんだ。。
それも、子どもなみに。



ちいさなねがい  7/9


ポストからとってきた、B5版の封筒。
はさみで開封した細い部分を、小さい坊ちゃん、なにやら結んでいる。
「ままー。こよりって、こうするんでしょ?こうなんでしょう?いじゅ、ようちえんでつくった。」
「んー。そうやなー。紙やしなー。」
「いじゅ、もういっこたんざくつくる!まま、かみちょうだい。」
言われるままに、黄緑の折り紙をわたして、しばらく後。
「ままー。できたー。じがじょうずになりますようにって、かいといた。」
見てみると、正方形の折り紙をちゃんと半分に折って短冊状にし、
願いごとを書いてある。
「じゃあー穴開けようか。」
パンチで穴を開けて、れいの封筒の切れ端をさしこみ、結んであげたら、大喜び。
「ままー。これ、どこにかざる?」
「んー。考えとくわー。」
もう七夕は終わってしまったし、部屋のどこかに飾ろうか。
机の上にそのまま放っておいた短冊を、
坊たちが寝静まってから、あらためて手にとって、読んでみた。


彼にとっては、何気ない願いごとだったのでしょうが、
鏡文字やかたかな混じりでいっしょうけんめい書かれた文字、ちいさなねがいに、
胸が熱くなり、
そして目頭が熱くなりました。
目線が一気に、30年くらいワープした。
これを書いたちいさな愛しい子を、抱きしめられるのが許されているのは、今。
30年後には決して抱けない今のこの子を、ちいさなねがいごと、抱きしめた。



記憶のなかで  7/6


晩ごはんを食べながら、小さい坊をなにげなく見ていて、
ふと、幼い日の、同じシャツを着たある表情、を思い出した。
それは一葉の写真で、今着ている、白地に紺と水色の絵が入ったTシャツを着ていて…
口をきゅっとひきむすんでいる、幼い幼い、顔。
それが、今目の前にいる坊と重なった。
でも、このシャツは大きい坊に買ったもので、おさがりで今は小さい坊が着ているもの…
そんな小さい時には、なかったシャツなのです。
一生懸命考えて、それが、ちいさい頃にあった、ある服にとても配色が似ていることに気付いた。
PCのなかをひっくりかえし?、写真を探し出しました。
ありました。
大きい坊ちゃん2才、小さい坊ちゃん9ヶ月の夏です。


バスごっこ。

面白いので、昔の写真を続けてひっくりかえしていると、こんな写真も見つけた!


3才と1才の夏。

2才半の春。

これらは当時、「おかいもん」と呼ばれた扮装で、
小さい坊は、必ずこのセット(ひつじとミッフィーバッグ)を手にしていました。
これを見た小さい坊ちゃん、大喜びで、2階に行ったかと思うと、


こんなかっこで降りてきた。(笑)
あれから3年経っているのに、ひつじの位置は同じなのねん。。

ね?
一枚目の写真と、シャツの配色が同じですよね?

人間の記憶って、どこでどうつながって、何が芋づる式に上がってくるやら、、、
分からないものですね…。



凛凛子・その後。  7/6


たなばたの笹かざりと一緒に、庭のようすを。
予報をあてにせず、わずかな晴れ間に撮っておかないと、
雨のあいだにあっというまに大きくなってしまうので、びっくり。


凛凛子の実は…

なんとこんなことに!

れいの事件後のミニトマト(右)

左の苗は花がつきはじめました

すくすく育つこの子たちを見ていたら、昔書いた「とまと」という詩を思い出した。
あの時のあの気持ちを、忘れずにいたい。


そしてさらなるビックリ、母にじょんぎりにされたルリマツリ。(白)
ちいさな芽に感動していたら、あっというまに巨大化。
このところアマゾンなみに、蒸し風呂状態でしたので…


室内にもカメラを向けてみる。(これは明るい晴れの日にかぎる!)
夕べしなしなになっていたポトスに水をあげたら、今朝はこんなしずくが、あちこちに。
おかげで今日は、うれしいことありましたよー。
あのトマト事件以降初めて、降園時にうちにやってきた、バス停のお母さんのひとりが、
トマトのその後を気にして、話をしてくれたのです。
ありがたい気持ちになりました。
人の心というものについて半ば、捨てかけていたけど。
捨てたもんじゃないです。
わたしも充分に反省しよう。

昨年仕立て直したパキラ。ゆっくりと大きくなっていっています。



ささのはさらさら  7/5


今年が最後の、笹かざり。
小さい坊ちゃんが、持ち帰ってきました。
年長さんだから、いちばん大きな笹。
歌のとおりに、のきばの風に揺れるよう、がんばって立てました。
風にそよいで、とてもきれいです。


今年の願いごとは、「はやくはしれるようになりたい」。
昨年は、「つよくなってみんなをまもりたい」だったのに。(笑)
ちなみに、大きい坊にも書かせたら、
「みんなが元気になりますように」。
みんなが元気でいられるように、わたしもがんばらないと。



おみやげ三昧  7/2


旅の最後の楽しみは、なんといってもおみやげ。
家族で楽しむだけなので、わずかずつ、いろいろ買ってきました。


かまどまんじゅう

母恵夢(ぽえむ)

いわずもがなのきびだんご

さぬきうどん

さぬきうどん

かまどまんじゅうは、明らかに、高松駅で見たCM(おくちぱくぱく…)に洗脳された。
母恵夢は、大学時代の友人・Iが、岡山の実家から戻る時に、よく買ってきてくれたもの。
きびだんごは、五味太郎さんがイラストを書いて十周年だそうで、
絵本と湯のみのセットまでありましたぜ。
そして、うどん。
ひとつは、うどん食べ歩き通の友人おすすめ店のもの。
ひとつは、地元の友人がすすめてくれたもの。
ああー日持ちもするらしく、しばらく讃岐うどん三昧が続きそうです。。。


そそ、そして!
今回の旅のきっかけを作ったのは、実は、今をときめくこの方!
「さぬきうどんちゃん」と、「マスカットちゃん」です!!
「さぬきうどんちゃん」は、見かけによらず、背中にくっきりと「讃岐」の文字をつけている、
さぬきひとすじの??心意気。
マスカットちゃん!!こ、こんなぷりてぃーなあなたに出会えるなんて。。
本当は、「ももちゃん」を求めて旅に出たのでしたが、「ももちゃん」は残念ながら不在。。
(このまま、不在になるかもという悲しい情報もあり。)
「ももちゃん」に代わって現れた岡山の救世主(?)・マスカットちゃん、
今後のあなたの活躍に、大きく期待しています!


ソヨさんからいただいたおみやげも。。
ドロップスは坊たちが気に入って、大切にひと粒ずつ、食べています。
かわいいお花のろうそくは、一見プルメリア、裏返すとなんと、つばきの花のよう。
かわいらしい品々に、心がなごみました。ありがとうね。



讃岐うどんの旅 その2  7/1


旅のさなかに。

今朝、こころに残ったもの。
なぜか教育テレビをつけっぱなしにしたまま、朝風呂に行ってしまった坊たちとパパ。
そのあいだ、荷物の整理をしながら、流れつづけるテレビの音声を、聞くとはなしに聞いていた。
ふだん、BGM的にテレビを見る習慣がない私、
「うるさい〜」と消そうとするも、リモコンがきかず。(笑)
仕方がないので、つけっぱなしで片づけを続けていたら、
だんだん、その内容が頭に入ってきた。
それは、短歌講座のようで、全国から応募された作品を講評し、最後によいものを選ぶ、というもの。
その短歌のひとつひとつが、あざやかな情景と余韻とを従え、ひとつの世界を見せてくれる。
気がつけば、目は画面に吸い寄せられ、ことばの世界に飛びこんでいた。
その歌ひとつひとつに、胸を打たれました。
その日の特選歌は、ここで読めます。
ここに出ていない他の作品にも、すばらしいものがたくさんありました。
ことばのすばらしさ。限られた文字数で表現する韻文の、奥深さ。
俳句を綴る、敬愛する友達のことを思いながら、番組を最後まで、見ました。

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そして。
うどんの旅の終わりに、なんとその友人と、出会うことができました。
1年前、日帰りで祖母を見舞った道中で、あつかましくも住所だけを頼りに訪ね。
その時は時間がなくて、本当に対面だけ、ごあいさつだけという感じでしたが、
今回は、たっぷりおしゃべりすることができて、とてもうれしかった。
それもとても初対面とは思えない、、、数時間に及ぶ、やりとりでした。
なかでも、創作について、書くことについて、話し合えたこと。
わたしの人生で、実際に「書く」ひとと、「書く」ことについて話をしたのは、
もしかしたら、初めてのことかもしれない。
そんなことを思いながら…
そのほかの話題も、こんなに同化していいんだろうか?!と思うくらい、
同じ目線、目の位置で話ができたのは、もちろん、その方が優しかったせいでもあるのだけれど。。
でも、同じ感性を抱いていることを、信じてもいたい。
血液型は、違っても。(笑)
こんなわたしですが、どうぞこれからも、末永くお話しさせてくださいね。
ありがとう、、、ソヨさん。

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もともとは、讃岐うどんを求めての旅だったけれど、
わたしの心の深いところに残ったのは、旅のはしばしにあった、
こうしたちいさなできごとと、ことばたち。
旅の風とともに。。
大切に、こころにしまっておこう。