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ぱすこん暴走  1/24


約一年ぶり、またもリカバリかっ。という事態に陥り、更新できませんでした。
なんか、いけませんわ…このところ…。

昨日、やっとやっと(本当に)、レンタルしてきた『ふたり』(大林監督)を観ました。
これはもう、十年ぐらい、「観なくちゃ。」と思いつづけていたもの。
『はるか、ノスタルジィ』は、何度も観ているのに…
前作のほうを、先のばしにしつづけていた。
役者さんがかなりかぶっているせいもあってか、
わたしは有名な『ふたり』より、『はるか、ノスタルジィ』のほうがいいと思ってしまいました。
大林監督独特の映像、間、の不気味さ?+ノスタルジックな雰囲気は、
どちらにも共通なんですけれど。
『はるか、…』で出てきたショパンのピアノコンチェルト1番、
『ふたり』で出てきたシューマンのノベレッテン、飛翔など、使われている曲も、とてもいい。
でも、なんといっても、主題歌「草の想い」(詞/大林監督、曲/久石譲)がよかったです〜。(涙)
なんて美しいメロディなんでしょう。。
そして、歌詞のせつなさ。
映像をとおして初めて、監督&久石譲が歌う「草の想い」を聴いた。
そしてそのあと、昔のテープを掘り出してきて、もういっかい、聴いてしまった。(笑)
いいわー。譲さま。

日曜日に「みゅーじん」で譲さまを見てから、
また彼の曲をぱらぱら弾いていました。
「草の想い」、「Summer」などなど。
やっぱりいいわー。
コンサートがあれば、今年はぜひ行きたいと思っています。



時は移ろいゆきて ものはみな失われ  1/24


「戦場のピアニスト」原作読みました。
シュピルマン本人が、戦後すぐに書いた作品です。
忠実な映画化に驚きました。
しかし、映画では表現できなかったであろう、凄惨な場面も多々ありました。
原作を読まず、まっさらで映画を観てよかったと思った。
そして、人間は、ここまで残酷になれるのかと、言葉をなくしました。

書かれている内容に対して、シュピルマンの、冷静な筆致にも驚いた。
こんなことが事実としてあって、こんなひとたちがいた。
そう深く感じいるとともに、
今、自分が平和な空の下にあるありがたさ、自分が生きてあることに対するありがたさ、
そんなもろもろの思いでいっぱいになりました。

このところ、タイトルにしたことばのような思いにとらわれていたため、
生きてきた、そしてこれから生きるであろう、いち場面ずつがクローズアップされて、
「今」が実感できない状態に陥っていました。
過去の、あの場面、あの場面。
これからの、あの場面、あの場面。自分の死の場面もふくめて。
実感として引き寄せていたら、「今」が分からなくなってしまった。

でも…
この作品ふくめ、いろんなものにふれ、
「今、ここに在ること」に目を注いで、大切にしなければと思えた。
過去、未来と心を飛ばすことも時にはいいけれど、
自分の足もとは、いつもちゃんと、確かめておかなければ。

原作によれば、あの重要なシーンで彼が弾いた曲は、バラードでなく、ノクターン嬰ハ短調だった。
弾きながら、この旋律が、廃墟と化したワルシャワの街にどんよりと響いた場面を思う。
時を越えて、それをこの手で奏でられる幸福。



はっさく  1/23


はっさくを八朔と書くことを、
ここにきて、スーパーで買うようになって、初めて知った。
母の里のくだもの。
実家にいた頃は、買ったことがなかったから。
「はっさく」と口にするだけだった。

ふつうのみかんよりずっと固くて、むきにくくて、
実も、グレープフルーツのようにジューシーなわけでない。
どちらかというと、すかすかしている実なのだけれど、
口に入れると、独特の甘酸っぱい果汁があふれる。
そして、わずかな苦み。
この季節だけのくだもの。
「あんた、変な子やなあ。みかん食べんと、はっさくなんか。」
母に、よくそう言われた。

はっさく…
やっぱり、今年も食べています。



大阪に〜はうーまいもんが♪  1/22


最近、小さい坊ちゃんが、幼稚園で習ってきたあそびうたを歌います。
覚えているところだけ歌うんだけど、歌詞がおもしろーい!
思わずひきつけられ、「なになに?!うたってー!!」と教えてもらう。

♪いちろうさんのまきばーで、のふしで)
「♪おおさかにーはーうーまいもんが、いっぱいあるんやでー
  たこやき、ぎょうざ、おこのみーやきー。ぶたまん♪」
「♪おおさかにーはーうーまいもんが、いっぱいあるんやでー
  カニどうらく、くいだおれー、あわおこしー。おこしやす♪」

わっはっは。
で、名古屋バージョンも。

「♪なーごやにーはーうーみゃーもんが、いっぱいあるんだぎゃー。
  えびふりゃーにういろう、ひつまぶしー。うみゃー♪」

すごーい!よくできてる!
地方色大好きのオットーはバカうけ、
歌いながらの手遊びも、とってもかわいい!!
拍手喝采!!

あんまりかわいいので、ビデオに撮りました。
さらには、先生にお願いして、歌詞を書いてまで、もらいました。(笑)
すっかり我が家の笑いのツボにはまったこの歌、
検索して調べてみたらば、ニュースになってましたわ〜。→こちら。
もしかして、大阪ではもっと流行っているのかしらん??
名古屋バージョンは、ナゾです。調べても出てこなかった。
あまりに方言がはまっているのでびっくりでした。
ここまでの方言は、ご老人の口からしか、聞けないですけどね。(笑)



新登場!  1/21


はっはっは(笑)
まさか、書いた三日後にこの子を手にするとは、思ってもみなかったわ。


名古屋城と、エビフライちゃん!どうだっ!

そう・・・なぜ名古屋名物がエビフライかって、、、
知ってる方もあると思うけれど、
金の鯱(しゃちほこ)に、かたちが似ているから、です。
「しゃちほこ丼」で有名になったのかなあ…それはまだ、見たことないです。


まだほかほかの金鯱焼きを食べて、お城でしゃちほこと写真を撮った。
名古屋在住とは思えぬ、ベタベタの観光でした。

オットーが、お正月以来、まる二週間ぶりの休日だったので、(しかも珍しく日曜日)
名古屋城に行きたいとのたまったのです。
わたしは、まだ子どもが生まれる前に、遊びに来てくれた友人と、一度だけ。
オットーとお子たちは、なんと初めてでした。
エビフライちゃんに金しゃちドラ(これもひそかにコレクション中)が大きな目的だったけど、
なかなか、楽しかった。リフレッシュできました。
お城のまわりは桜の木がいっぱい。(よく考えたら、名所です)
咲いたら、またきれいだろうな。。
さて、次の休みは、いつやってきてくれるやら!!


あはは、なかなか、似合っております。でしょ?
このあと行った、南大津通りの日暮れ後のライトアップ、きれいでした。
栄〜上前津まで、続いているんだそうです。



事故・・・  1/20


公園で転んだ坊ちゃん、生えかけの永久歯を打ったため、えらい騒ぎに!
あわてて歯科に行き、レントゲンをとって診察を受け、
「だいじょうぶでしょう」のことばをきいたとたん、
心臓ばくばくから貧血を起こしたのは、わたしです…
腰痛に加えて肩こり追加。
気持ちもかなりへこみました…



保育参観  1/19


2年前…
大きい坊ちゃんのゆうびんごっこを見て、
「いじゅもおえかきしたーい」と訴えたちびちゃんも
今じゃ立派な幼稚園児…




うめぼしちゃん  1/18


実は我が家で今、大ブームになっているものがあります。


その名は、、、「うめぼしちゃん」!!お正月の旅行で、めぐりあい。
ただまるいのではありません。
頭のてっぺんに、ほれ、ちゃんとしわがある〜!

そう…これはかの、長崎で初めて出会った、「カステラちゃん」の兄弟なのですっ。
こういうふだがついています。(カステラちゃんのは捨てちゃった〜置いておけばよかったぁ!)


このシリーズ、なかなか奥深い(?!)んですよっ。
ちゃんと、HPもあるんです。
このページ、坊ちゃんたちがずーっと見ているの。
いろんな子たちを連れ帰りたいらしい…(笑)

そして、夜。
子どもたちも寝静まり、オットーも帰ってこない。。
まだ「戦場のピアニスト」に心とらわれたままのわたくし、
ピアニスト・シュピルマンが、ドイツ人・ホーゼンフェルト大尉の前で弾いた、
あのバラード1番のさわりを弾いてみたくなって、無料楽譜をダウンロード。
バラ1なんて高嶺の花で、難しすぎて、一生弾くことはないとはなから思っていたのだけれど、、、
第一主題、本当にきれいですよね…ここだけ、少しなら、ゆっくりだし、気分だけ。
と思って、いざ印刷!
プリンタの電源を入れると…

なっ…
なんじゃこりゃ!


プリントOK、のボタンも押さないうちから、
「名古屋のえびフライちゃん」のグッズ紹介ページがざーざー印刷されてきました。
なんでやねん!!
ひとり、爆笑…
遅く帰宅したオットーに語ったら、やっぱり、爆笑モノでした。
「た、たぶん…子どもらが間違えて、印刷のボタン押して、オフラインやったんちゃう…」

・・・さて、みなさんのご出身地自慢。いかがでしたか?



あと10分。  1/16


今夜…22時から、、、あと10分で、断水です。
この緊張感。
ぜんぶ片付けて、飲料用の水汲んで、歯もみがいたっ。
し忘れてること、ないかな…

水道工事のための、予告アリ断水だけど、それでもこんなに緊張。
水がないということは、本当に大変なことだ。
「戦場のピアニスト」のなかでも、爆撃のあとの廃墟で、水がなくなるシーンがある。
胸が痛んだ。
命の水。
いろんなもののありがたみを、肌で感じる今日この頃。



ケガの・・・  1/15


夕べは寝返りも打てず…(涙)夜中も何度も、痛みで目が覚めました。

最低限の家事をゆーっくりやったあと、こたつでじーっとビデオ鑑賞。
母に1年くらい、借りっぱなしの映画を引っぱりだして…
見ながら、姿勢を変えるのにも激痛が走る。うぅ。

「戦場のピアニスト」
ずっとずっと観ようと思いながら、そこにあると思うと、なかなかで。
やっと観る機会がやってきました。ケガのおかげというべきでしょうか。。

タイトルから、勝手に、ピアニストが出征した話だと思いこんでしまっていて。
これは、ナチスドイツの支配下におかれた、ワルシャワの物語でした。
そして、ピアニストは、戦士ではなく、迫害を受けるユダヤ人でした。
その凄惨なストーリー展開と、場面描写…
チャップリンの「独裁者」でも観るのがつらいのに、…それ以上でした。
もう、自分が追われている感覚に陥り、終始心臓ばくばく。
しかも、2時間半も〜!
ラスト、エンドクレジットが上がっていく背景に、オーケストラ演奏シーンが現れたときは、
(アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22)
はりつめつづけた気持ちが一気に緩んで、涙が出ました。
映画のラストへの感動、とは違うんです。(笑)そのくらい、こわかった。
音楽=平和、を強く感じ、オーケストラそのものに、感動した。
ショパンの音楽…ショパンの国の物語。すばらしかった。音楽も、内容も。(こわかったけど)

こわさのあまり、すぐ母に電話して、
「今やっと見たわー。こわかったわー。泣きそうやったわー。自分が殺される気がして」
というと、
「実話やけどな、あれは、ドラマや、ドラマ。お母さんは、そう思って観てんねん。あんた神経細いな〜」
と鼻で笑われ、またその会話を、オットーに笑われました。(笑)
うっ…
そんな母がもう1本貸してくれているのは、「半落ち」。(笑)
よさそうやけど、しばらく、暗い映画は観たくないですわお母さん…。

この映画で有名になったという、ショパンのノクターン第20番、嬰ハ短調・遺作。
これ…
そんなことも知らなかった、昨年の結婚記念日のこと。
とある、生演奏レストランに食事に行き、釘づけ(耳づけ?)になった曲があった。
なんだ?!この胸にせまる旋律。絶対ショパンだ!と気になって気になって…
帰り際、レジのおじさんに、
「さっきピアノのかたが弾いておられた、短調のきれいな曲はなんでしょうねえ?」と尋ねました。
「きいてきます」
実直そうなおじさんが、何度か確認してくれて、分かった曲名が、これでした。
(はじめ、ラテン音楽です。と曲名を言われ、そ、それはちょっと違うかも…とウケたら、やっぱり違った。)
そして、ピアニストさんが、すぐに弾いてくださった。
これだ。
・・・・・
翌日、楽譜を買いに走ったのは、言うまでもありませぬ。

そんないきさつから8ヶ月後、この映画を観て、ああ・・・これがあったから、
あの場でも弾かれるような、有名な曲になったんだなあ・・・と、納得したのでした。
ぐるっと、一周してきたような。
そして先日、ショパンのピアノ協奏曲第二番に、
なんとこのノクターンと同じ旋律が織りこまれていることを発見。
メロディーいっしょやーん!とびっくりして調べてみたら、
ショパンが、お姉さんの(協奏曲を弾くための)練習用に書いた曲なんだそうです。
なあるほど。。

そして、もう一周。それは、8年前の冬にさかのぼる。
結婚して一年目。オットーが数ヶ月、長期出張したことがあった。
ひとり、老人のような暮らしをしながら、ずっと夜中に練習しつづけた曲があった。
久石譲の「Nocturne」。keyはC♯minor=嬰ハ短調。
この曲…このショパンのノクターンに、調から雰囲気から、酷似してるんです。
ショパンへの、オマージュだったのかなあ。
としか思えない、曲想です。美しい、そして、彼らしい。

思わぬ腰痛から、ながーい話になりました。うふふ。



突然に・・・  1/14


午後、衣類の整理中のこと。
たんすを開けたり、しめたり、立ったり、すわったり…バタバタしていたら、、、
数段階に分けて、「ら?らら?らーっ(涙)」と…
突然やってきたもの、それはなんと腰痛!
これって、ぎっくり腰なんですかねえ…。
でも、何かの動作で一瞬で!ではなかったので、原因がはっきりしない。
でも、痛みは半端じゃない!
ずっと痛いんじゃなくて、不規則に、体を動かすごとに激痛が襲う…
痛みが走ると、体が固まってしまい、何もできない。息も止まる。
「くううーっ!今の、レベル8っ!!」とか叫びつつ、
動けないので、子どもたちとこたつでかるたとトランプしてました。(笑)
かるたすら、取る動作で激痛が走るので、ふだ読みしてました。

体の動きが不自由になると、いろんなことを考えますね。
今は寝たきりの祖母たちが、動けた頃はこんな動きだったなーという、
そういう動作でゆっくりゆっくり、家事をこなし…(立てるのが、まだ幸い)
年をとったらいつかこうなって、誰かの手を借りないと、自分のこともできなくなってしまう。
それなら、動けるうちは、誰かの手になってあげたいなあと思ったり…




ひげおじさん  1/13


「チョコクリームを食パンにぬって、食べた人〜。」
「はーい!」




「つぶつぶいちごのおまじない・・・」  1/12


なーんて、なっつかしいCMを思いだした。
それで思わず、手に取った。
あの頃、それもちょうど1月、、、このおまじないに、卒業がかかってた。
もう今年はムリだと、半ば思ってた。
あれから、何年。
・・・わたしを卒業させてくれたつぶつぶいちごのポッキーも、すっかりご長寿ポッキーだねえ。




ドアを開けたら  1/11


「早くパジャマ着といてねっ!」と、先にふたりをお風呂から放り出す。
ばたばたと自分を洗って、あわててリビングのドアを開けたら、目に入った光景。
大きい坊ちゃんが、ていねいに、絵本を読んであげていた。
なんだかとても自然で、静かで、やさしい気持ちにさせられた、ふたりのすがた。


思わず、
「ままのいちばんのたからものは、じゅんといじゅ。」と言ったら、
大きい坊ちゃん、
「じゅんはー。いちばん、あにゃといじゅとぱぱ!にばんともだち!さんばんせんせい!
 よんばんじてんしゃ!」
と即答した。よどみなく、迷いなく。
その答えの真っ直ぐさに、美しさに、正しさに、胸をずんと突かれる思いがした。
そして、よんばんじてんしゃ、ということばに、ものすごい愛おしさを感じた。
小さい坊ちゃんもマネをして、
「いじゅはー、いちばんがーあにゃとじゅんとぱぱ。にばんがせんせいでー、
 さんばんがーぬいぐるみ。よんばんがおもちゃ。」ですと。
日常の、ほんのひとコマ、でも忘れたくない、大切なひとコマ。
ビデオにも撮れない、こんな瞬間が、たからもの。



こ、これは・・・  1/9


どゆ状態??
どーやったら、こーなる?!
・・・・・
小さい坊ちゃん、たまーにこういうことがあるので、面白い。
思わず電気つけてぱしゃり。


ひさしぶり〜の晴れ間。やーっと、洗濯物が外に干せました。
そして夕べうっかり見てしまった、戦慄の走った、冷蔵庫の上のほこり…。
朝から冷蔵庫と食器棚、24時間換気扇、壁の掃除に精を出す。
冷蔵庫の脇からは、もう「綿ぼこり」じゃない、「灰色の綿」がごっそり出てきて、笑う。(笑)
ほこりよけのクロスをぜんぶはずして洗って、アイロンして、モノをおろして敷いてまた上げて…
いすにのぼって〜おりて〜またのぼって〜おりて〜を繰り返していたら、
だんだん頭がくらくらしてきました…。
きょ、今日はこのへんで…。


夕方、たずみさんが北海道の帰省みやげを届けてくれました。
大好きなモリモトのお菓子、「ゆきむしスフレ」。なんとショコラバージョン!
(「黒かったら〜、ゆきむしちゃうやん!」というたずみさんのつっこみアリ 笑)
とっても喜んだオットーは、夜、さっそくいっこ、いただいていました。
わたしは明日のお楽しみにとっとくんだー。

深夜。
湯ぶねにつかりながら…
タオルをしぼったら、しずくがお湯に落ちていく音が響く。
こぽこぽ…というやわらかい音に、温泉を思い出して、なんだかとっても心和んだ。
くりかえし、くりかえし、タオルをしぼった。
心しずかに、耳をすませて。



熱田さん  1/7


寒い!!
朝から吹雪です。屋根の下でも、洗濯物が干せないくらい。
しかし…まだ初詣をすませていない我が家、
オットーがムリヤリとった休日は、今日しかない!ということで、
がんばって熱田神宮にでかけました。
朝は3℃あったはずの気温が、なぜか熱田さんに着くころ、0.4℃に…。ひいぃっ。
濡れるし、足元は悪いし、風は冷たいし、耳は痛いし…
でも、熱田さんへは、6年ぶりの初詣。
しっかりお参りしてきました。
家内安全、世界平和、そして、、、あの、盗まれたあじさいの、今後も。


いやー伝わるでしょうか?この冷たさ。
帰りみち、入り口近くのお茶屋さんで、おぜんざいをいただきました。
生き返るとは、このことです。。

そのあと、栄へ。いろいろ、探しものを求めて。。
ひとつは、楽譜。
耳から離れない、シューベルトのピアノソナタD845、イ短調。
「のだめカンタービレ」に洗脳されつづけるわたし…(CDの聴きすぎ。)
それが…見事に、その曲だけ、楽譜がないっ。(笑)
かなり大きい、外版も置いているお店だったのに。
まず、ドラマで使われていた、ヘンレ版は当然、ない。
音楽之友社のものも、それが入っている巻だけ売り切れ。
全音も、同じく。
ウィーン原典版に至っても、同上。
見事に、「D845」と表記されているものは、売り切れていました。
おそるべし、のだめブーム。。
そして、、、ついと手に取ったのは、わたくしごひいきの春秋社版。
これだけ、なぜかD、ドイッチュでなく、Op.の作品番号で整理されていたの。むむ?


楽譜を開いてみると、一曲目に…ありました!!a-moll、イ短調。
表記が違うからなのか?とにかく、残っててよかった〜。
帰ってさっそく、弾いてみる。このわくわく感がたまりません。楽しいな。


最近、ひっぱりだしてきて弾いているのは、湯山昭「お菓子の世界」。
中学の頃、やっていたのだけれど、ちょっと変わった音楽で、
でも「お菓子」のテーマにそって各曲があるので、おもしろい。
楽譜は、本と同じ、、、いや、もしかしたらそれ以上の、一生モノの、財産です。
開けばちゃんと、そこに音がある。
うちにある、25エンの「エリーゼのために」も、50エンの「乙女の祈り」も。。
40年以上前に母が購入したものが、ちゃんと音を出してくれる。

今年はひさしぶりに、ピアノもギターもがんばってみようかなと思う年頭なのでした。



花ぬすびと  1/5


夜、帰省から戻りました。
なんやかんやで、盛りだくさんで、楽しい反面、疲れも抱えて。

おおみそかの夜別れを惜しんだ、お向かいのご一家が転居されていました。
先月半ばに分かった、ご主人の急な元日異動…
分かっていたことだけれど、最後にたくさん話もできたけれど。。
透明感のある、本当に優しいひとでした。
気持ちの通うひとが遠くに行ってしまうのは、なんて寂しいことなんだろう。

それと、もうひとつ…翌朝になって気付いたのだけれど、
うちの敷地の、いちばん外側に置いてあった、青いあじさいが鉢ごと、盗まれていました。
もう、大ショック。
スーパーで買ってきたちいさな鉢を、土の質を調べて植え替え、3回、花を咲かせたの。
来年のために植え替えたのを、楽しみにまいにち、ながめていたのに。
そろそろ、古い葉を落としはじめて、新芽の準備に入るころでした。
花ぬすびとなんてことばはきれいに聞こえるけれど、きれいなのは、花そのもの。
やっぱり、どろぼうに違いない。
強風に備えてベランダのさおも下ろしていったから、
長期で留守だと思われたのでしょう。三が日なら、人の目も少なかっただろうし。
悔しいというより悲しくて、寂しくて、かなり落ちこんでいました。。
たくさんあるから、ひとつくらいと思われたのかな。
わたしの、ふだんのおこないが悪かったのかな。
こんな目にあうっていうのは、おなじことをしてるのかな…って、、、するかい〜!!
いろんなことを考えました。
たくさんある植物、ひとつひとつの状態に合わせて手を入れ、育てているわたしには、
みんな、どれも、子どもと一緒なんです。。
それぞれの状態を気にして、まいにち、見届けていたのに。

本当に、本当に、ショックでした。

でも、、、いつまでも思いつづけているのも、わたしの悪いくせなのかしらん。
ずっと楽しみにしていた花を、どこかで、美しく咲きほこってくれたら。
見るひとに、愛でてもらえたら。
そう思って、、、
、、、そう思うことにしました。


在りし日のあじさい。(昨年)
美しい色の移ろいを、楽しませてくれました。


一昨年の花。
わたしのだいじなあじさいよ、永遠に。。。



旅の終りに  1/4


帰りはいとこたちと車で帰りたい!と言いだした子どもたちを預け、
定員オーバーのおとなふたり、電車で帰る。。
そして、ちょっと寄り道。


懐かしい学校、何年ぶりだろう。
わたしたちのゼミがあったおんぼろ校舎は、すっかり立派な建物に建てかわっていました。
サビ混じりの水が上がってきた5階のゼミ室、懐かしいな。。



歯が抜けたから…  1/3


2日はわたしの実家へ、そして3〜4日はオットー家族とともに一泊旅行。
ここのところ、長距離の車の移動で、酔うようになってしまった大きい坊ちゃん…
(元日の移動でも、思いきり…ううっ。)
今回の旅行も、大きな車で全員乗って、と誘われたのを断って、
わたしたち4人だけ、電車で行くことに決めていたのでした。
予約の段階で、座席がほとんどうまっていることを知り、
交通費の要らない小さい坊ちゃんにも、一応席を取っておこうということに。

駅について、きっぷをわたされた、小さい坊ちゃん。
大きい坊「やあ!いじゅ、はじめての、きっぷやなあ!」
小さい坊「なんで?なんでいじゅもきっぷあるの?歯が抜けたから?お兄ちゃんになったから?」
父母「・・・(爆笑)・・・」
その発想がおかしくて、かわいくて。
出だしから、楽しい旅行となりました。


旅のひとコマ。



あけまして…歯が抜けた!  1/1


あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

さて…我が家のお正月。
オットー、3週間近く休めないまま、おおみそかの早朝帰宅。
(まともに帰宅したら、おおみそかも出勤になるからムリヤリ終えてきたらしい。。)
せっかくの冬休みも、家族らしい休日がないままお正月に突入!寂しいけれど、仕方ない。
元旦に年賀状を受け取ってから、ゆるゆる帰省しました。

前夜、「歯がぐらぐらしてるー!」と訴えてきた、小さい坊ちゃん。
大きい坊ちゃんは今、まさに生えかわり中ですが、初めて抜けたのが遅かった。
だから、小さい坊なんて、まだまだ…と、意識にもなかったのです、わたし。
きいてびっくり!さわってびっくり!ぐらぐらしています!それも、かなり。
小さい坊ちゃん、不安に駆られて、泣きました。「いじゅの歯がなくなる…」と。しくしく。
なんとかなだめて、晩ごはんを食べさせて、、、

そして、元日の夜。
オットー実家にて、梨をいただいている最中に、小さい坊ちゃんが何かを吐きだした。
「あー!いじゅの歯が、抜けたー!」と、大きい坊ちゃんが絶叫。
当の本人は、種だと思って出したそうで。(笑)
家族全員揃っているところで、めでたいやら、さびしいやら。。
正真正銘、今年いちばんの、ビッグ・ニュース!でございました。